物理演算本格クライミングシム『New Heights』ついに正式リリース。“ボルダリングの聖地’も再現、「現役クライマー」が手がけるリアル登攀ゲーム

Wikkl Worksは2月27日、登攀シミュレーション『New Heights: Realistic Climbing and Bouldering』を正式リリースした。

デベロッパーのWikkl Worksは2月27日、登攀シミュレーション『New Heights: Realistic Climbing and Bouldering』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内は日本語表示に対応している。

『New Heights: Realistic Climbing and Bouldering』は、クライミングおよびボルダリングを題材としたシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、フォトグラメトリ(写真から立体的な3Dモデルを生成する技術)とドローン撮影によって再現された実在のロケーションを舞台に、登攀に挑む。

登攀経験を持つ開発陣によって開発された本作では、四肢を個別に操作して登攀をおこなう。手足をホールドへ配置して支持を確保し、少しずつ身体を引き上げながら登っていく仕組みだ。しかし、ホールドの向きや形状、身体の傾きによって安定感は変わるため、単に上方向へ入力するだけでは登攀はできない。グリップやバランスを意識しながら支持を作り直しつつ、少しずつ頂上を目指していくのだ。

本作のマップは、実在の岩場や建造物をもとに開発されたロケーションで構成されている。ゲーム内にはヨーロッパに実在するルートが280以上収録。ボルダリングの聖地としても知られるフランス・フォンテーヌブローの岩場や、世界で最も難しいクライミングルートの一つとして知られるノルウェー・フラタンゲルケイブの「Silence」などが登場する。こうした高難度のルートにも、自宅のパソコンで挑戦できるわけだ。

また本作はSteamワークショップに対応しており、カスタムルートやロケーションを制作、共有することができる。3Dモデルのインポートにも対応し、自由に登攀ルートを設計可能だ。

本作は2023年7月7日に早期アクセス配信が開始。四肢を個別に操作する本格的な登攀システムや、高精度で再現されたロケーションやルートが高く評価され、本稿執筆時点でSteamユーザーレビューは213件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

そして正式リリース版では、クライミングシステムの全面的な再設計がおこなわれたほか、ロープを使用した物理演算によるビレイシステムが実装。さらに、新ロケーションとしてノルウェーのハンシェレレン洞窟の追加や既存ロケーションの高精細化、ルートの再調整、カスタマイズ項目の拡充などもおこなわれている。なお、現在はオマケ要素として一人称視点モードを開発中だという。

本作の開発を手がけるのは、オランダを拠点とするインディーデベロッパーWikkl Worksだ。同デベロッパーはゲーム開発者およびクライマーによって構成され、リアルなクライミングおよびボルダリングをゲームに取り入れることに注力しているという。そうした体制のもと制作された『New Heights: Realistic Climbing and Bouldering』が、このたび正式リリースを迎えた形だ。独自の手触りを武器にしてきた本作が、正式リリースによってどのように評価を広げていくのかにも注目したい。

『New Heights: Realistic Climbing and Bouldering』は、PC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、3月6日まで定価から20%引きの1971円(税込)で購入可能だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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