基本プレイ無料“街”オープンワールド『NTE』公式、CBTを受けて「麻雀の待ち時間」や「釣りの挙動」を反省する。アクションゲームなのに
「麻雀の待ち時間」や「釣りの挙動」などアクティビティに関する課題が挙げられ、街での体験全体を改善していく方針が示されている。

オープンワールドアクションRPG『NTE: Neverness to Everness』の第2回クローズドベータテスト「共存テスト」が2月21日まで実施されている。今回、本作の公式SNSにて、テストで寄せられたフィードバックを踏まえた今後の改善計画の一部が公開された。その中では「麻雀の待ち時間」や「釣りの挙動」などアクティビティに関する課題が挙げられ、街での体験全体を改善していく方針が示されている。
『NTE』は、Perfect World Gamesがパブリッシングを担当し、Hotta Studioが開発する超自然都市オープンワールドRPGだ。PC/PS5/モバイル向けに基本プレイ無料で配信予定。本作の舞台は、一見すると秩序のある現代的な都市「ヘテロシティ」。しかし街の各所では、突如として現実を侵食する超常現象「異象(アノマリー)」が発生しており、プレイヤーは骨董品屋エイボンに所属する“異象ハンター”として街を巡り、調査やバトルを通じて異象を収容・解決していく。

スタイリッシュな回避やスキルを駆使するアクション性の高い戦闘に加え、本作は都市での生活要素の作り込みでも注目を集めてきた。街では麻雀や釣り、レースといったアクティビティが楽しめるほか、刑務所に収監されるといったユニークな体験も用意されている。
今回、『NTE』公式SNSにて開発チームからのメッセージが公開された。終了が近づく「共存テスト」について参加プレイヤーへの謝意が伝えられるとともに、改善の方針や今後の計画が一部公開されている。それによると、現時点で決定している改善はほとんどが都市生活に関するもののようだ。

まずプレイデータの分析の結果、多くのプレイヤーが麻雀、釣り、レースといったアクティビティを繰り返し楽しんでいることがわかったという。そしてそれらが好評となる一方で、麻雀の待ち時間の長さや、釣りの挙動のぎこちなさなど、それぞれに課題があることも判明した。
実際に筆者が「共存テスト」を体験した範囲でも、麻雀は開始までやや時間を要する印象があった。釣りも専用モーションこそ用意されているものの、釣り上げ時の演出は比較的シンプルで、改善の余地は感じられる。
この問題に対し、まず麻雀にはAIによる代打ち機能の実装、釣りはアクションとカメラワークの改善およびボイスの追加を予定。またレースの操作感についても、引き続き調整をおこなっていく方針だ。とはいえどちらもメインストーリーや戦闘とは直接関係のない要素であり、あえて公式が課題として名指ししたことからは、都市生活の完成度を底上げしようとする開発姿勢がうかがえる。あるいはサブゲームが充実している証ともいえるかもしれない。いずれにせよ、反省点としてはユニークでありシュールである。


さらにキャラクターとの交流要素についても拡充される。これまでもチャットや街中での会話、専用クエストなどが実装されていたが、今回のテストではプレゼント等で親密度を上げた一部キャラクターを車に同乗させたり、自宅に招待したりすることが可能になっていた。今後は街中でのインタラクションの拡張や、自宅に招待可能なキャラクターおよび招待時の衣装の追加などが予定されているという。

このほかローカライズ品質の向上やUIの見直し、不具合の修正や各デバイスでの最適化などを予定しており、より快適なプレイ環境を整備するべく開発が進められている。また、今後登場する新たなストーリー展開や新キャラクターも鋭意制作中とのこと。正式リリースできる日も遠くないとして、メッセージを締めくくっている。
『NTE』は、異象を巡るストーリーや激しい戦闘が軸となるアクションRPGだ。一方で舞台となるヘテロシティの多彩なロケーションや、都市でのアクティビティにも注力してきた。街の一部ロケーションが現実の“電気街”を想起させるとして話題になったこともあり、都市描写の緻密さは本作の強みのひとつ(関連記事)。今回の改善方針からも、街での体験全体を磨き上げていく姿勢が見て取れる。
なお開発チームによれば、今回公開された内容は決定済みの一部にすぎず、今後さらにフィードバックを整理した改善リストを公開予定とのこと。今回言及されていない戦闘やアクション面の改善についても、今後詳細が明らかになる可能性は高いだろう。都市生活とアクション要素を両立しつつどこまでクオリティを高められるのか、正式リリースに向けたブラッシュアップに期待したい。
『NTE: Neverness to Everness』はPC/PS5/モバイル向けに基本プレイ無料で配信予定だ。第2回クローズドベータテスト「共存テスト」は、2月21日0時59分まで実施される。
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