ローグライクRPG『魔法の女子高生』iOS版が発売開始。言葉を組み合わせてオリジナルの魔法を作り出す

illuCalab.(いるからぼ)は3月8日、ローグライクRPG『魔法の女子高生』のiOS版を発売した。価格は360円。本作はWindows版が昨年Steamなどで発売されている。

illuCalab.(いるからぼ)は3月8日、ローグライクRPG『魔法の女子高生』のiOS版を発売した。価格は360円。本作はWindows版が昨年Steamなどで発売されている。

どこにでもいるごく普通の女子高生、月見里あかり(やまなし あかり)はある日、学校の補習が終わり帰路についていた。するとケガをして道ばたに座り込んでいる魔女の格好をした女性に出会う。怪しいコスプレ女だと思い見ないふりをしようと思っていたあかりだったが、困っている様子を見てつい助けてしまう。すると女性はお礼にと「素敵な力と、素敵な世界への招待状」をプレゼントすると言い、次の瞬間あかりは気を失ってしまった。目が覚めると女性はおらず、代わりにあかり自身が魔女の格好になっていた。そしていつもの通学路には恐ろしいマモノがうろついている。あかりは無事もとの世界へ帰ることができるのだろうか。


*PC版のゲームプレイトレイラー

本作は『不思議のダンジョン』シリーズのようなグリッド式ターン制RPGで、複雑なUIを廃してカジュアルなユーザーでも気軽に始められるゲームシステムを採用している。一方で、マップとなる通学路は遊ぶたびに自動生成され、やり込むほどスキルが溜まる設計と合わせて、熱心なローグライクゲームファンも長く楽しめるよう配慮されている。

そして本作の最大の特徴は、プレイヤーがオリジナルの魔法を作ることができる要素だ。魔法の名前を考えて入力すると、ゲーム側がその言葉から魔法の属性や効果を自動的に算出する。たとえば「ファイアボール」と名付けると「火属性(ファイア)で、単体として直線的に(ボール)」効果を発揮する魔法となる。でたらめな名前でも形にはなるが、想い描く魔法をより効果的に作成したい場合は、そういった法則を学んだうえで語彙力を活かすことが求められる。また魔法同士を合成したり、魔法を使い込んで成長させたりといった要素もある。そうして作成した自分だけの魔法を駆使して個性的なマモノたちを倒し、ストーリーを進めていくのだ。

AUTOMATONでは本作(PC版)のレビューを掲載しているので、そちらも合わせてご覧いただきたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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