殺人ロボ特定・都市探偵ゲーム『GUN NOSE』発表、すぐさま大反響を呼ぶ。事件も犯人も毎回変わる、市民全員犯人候補ミステリー

Addy Valentine氏は2月14日、トップダウン型アクションミステリーゲーム『GUN NOSE』をPC向けに発表し、あわせてKickstarterキャンペーンを開始した。

デベロッパーのAddy Valentine氏は2月14日、トップダウン型アクションミステリーゲーム『GUN NOSE』をPC向けに発表し、あわせてKickstarterキャンペーンを開始した。同キャンペーンは開始直後から支援が集まり、すでに初期目標額の約2倍に到達している。

『GUN NOSE』は、手作りのピクセルアート都市を舞台とするトップダウン型アクションミステリーゲームだ。プレイヤーは顔から銃撃を放つロボット探偵GUN NOSEとなり、失踪した自身の創造主を追って連続殺人事件を捜査していく。犯行に及んでいるのは、市民に紛れて潜む「Serial Murder-Bots」と呼ばれる殺人ロボットたちだという。

本作の舞台となる都市Ironwoodでは、住民たちがそれぞれ日常生活を送っている。買い物や仕事、食事や睡眠といった行動が時間経過にあわせて進行し、プレイヤーの行動も記憶される仕組みだという。登場キャラクターは全員が個別にデザインされ、性格や背景設定、行動スケジュールを持つとされる。また、この街では誰もが被害者にも犯人にもなり得るうえ、一度命を落としたキャラクターは二度と戻らない仕様が採用されているようだ。

本作では、メインストーリーの各事件がプレイごとに内容を変える仕組みになっているという。被害者や容疑者の顔ぶれ、現場に残る証拠、さらには真犯人までもが固定ではなく、その都度組み替えられる設計のようだ。そうした変動する状況の中で、プレイヤーは容疑者を一人ずつ尋問し、集めた証拠を照合しながら矛盾を洗い出していくことになるという。犯人にはそれぞれ固有の動機や手口が設定されており、残された特徴的な痕跡を見抜くことが特定への鍵になるとされる。

捜査の末に犯人を追い詰めると、戦闘に発展する場合もあるとのこと。バトルはリアルタイムで展開され、容疑者である殺人ロボットは「Psychic Hacks」と呼ばれる能力を使用。電気のような投射物を放つなど、ロボットごとに異なる戦闘スタイルが用意されているようだ。そうした状況に対抗するため、主人公のそばにはAIコンパニオンの「Jiminy Drive」が同行し、捜査機能の管理に加えて戦闘面でも補助を担うとされる。

ビジュアル面では、独自開発の3Dピクセルアートシステムを採用。クラシックなドット絵の質感を保ちながら、カメラを回転させて街をあらゆる角度から見渡せる設計だという。視点を変えることで建物の陰や路地の奥に隠れた手がかりを確認できるとされ、捜査とも結びついたつくりになっているようだ。それに伴い、本作に登場するキャラクターは全方向に対応した動きで描かれ、キーボード操作だけでなくゲームパッドでの操作も想定しているとのこと。

本作は、発表と同時にKickstarterにてクラウドファンディングキャンペーンを開始した。本キャンペーンでは初期目標額が3万5000ドル(約534万円)に設定されていたが、記事執筆時点では7万ドル超(約1110万円)を集め、目標額の2倍以上に到達している。すでにLinux/Mac版対応や新エリア追加、追加アーティスト雇用といったストレッチゴールも達成済みだ。ちなみに発表時のトレイラーは本稿執筆時点で約18万6000回再生を記録しており、非常に大きな注目を浴びていることがうかがえる。

本作を手がけるAddy Valentine氏は、長年ピクセルアーティストおよびゲームプログラマーとして活動してきたデベロッパーだという。Kickstarterページによれば、本キャンペーンで公開されているピクセルアートやプログラム、さらにはトレイラーで使用されている楽曲の制作まで、現時点では同氏が単独で担当しているとのこと。

同氏によると、今回が自身初のKickstarterプロジェクトとなり、集まった資金はフルタイムでの開発体制の確立や、追加プログラマーやアーティスト、ミュージシャンの起用に充てる予定だとしている。ちなみに現状で未達成のストレッチゴールにはローカルCo-opの追加やサウンドトラックの拡充、追加開発スタッフの雇用なども存在。支援総額が20万ドル(約3000万円)に達した際にはPS5/Xbox向け移植、40万ドル(約6100万円)到達でNintendo Switch/Nintendo Switch 2向けの展開が予定されているとのこと。目標額を大きく上回るスタートを切った本作が、今後どこまで支援を伸ばしていくのかも気になるところだ。

『GUN NOSE』はPC向けに開発中。Kickstarterキャンペーンは日本時間3月16日21時59分まで実施されている。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

記事本文: 76