ド派手なダンスとバスケで会場を沸かせた「ZERO RISE」の舞台初披露と、ヒソカ役がヒソカを応援した『HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR』ステージ。「ブシロード新春大発表会2026」レポ

1月12日に開催された「ブシロード新春大発表会2026」の様子をお届けする。

ブシロードグループは1月12日、同グループの最新情報を届ける「ブシロード新春大発表会2026」を開催した。同グループが手がけるさまざまなIPの新情報が一斉に公開される、年に一度のお祭りのようなイベントだ。

さまざまな情報が発表された本イベントから、本記事では2つの新規IPのパートのレポートをお届けする。1つ目は、“2.5次元×バスケットボール”をテーマとした新クロスメディアプロジェクト「ZERO RISE」のパート。ステージ上で実際にバスケットボールを使って行われた圧巻のパフォーマンスと、本プロジェクトの今後の展開についてお伝えする。

2つ目は、「HUNTER×HUNTER」を題材としたサバイバルローグライトゲーム『HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR』のパート。ゴン=フリークス役の潘めぐみさんが本作をプレイしつつ、ヒソカ=モロウ役の浪川大輔さんと軽快なトークを繰り広げていた。どちらも会場を大いに盛り上げる活気あふれるイベントとなっていたので、その熱気を余すことなくお伝えしたい。

激しいアクションでチームスポーツが表現された「ZERO RISE」の舞台

まずは、ストリートバスケと舞台を掛け合わせたブシロード発の新プロジェクト「ZERO RISE」についてご紹介する。本プロジェクトは、様々な理由で公式バスケ界を一度諦めた若者たちが、裏のストリートバスケリーグ《ゼロライズ》を通じてゼロから這い上がるさまを描いたクロスメディア作品だ。

若者たちはチームを結成し、それぞれがゼロライズでの勝利を目指し切磋琢磨する。今回のパフォーマンスで披露された「新宿バスケ」と呼ばれるストリートバスケでは“流血さえさせなければ反則にはならない”という過激なルールが特徴だ。プロジェクト原案はブシロード代表取締役社長の木谷高明氏、シリーズ原案は『今際の国のアリス』シーズン1 脚本などに携わった渡部辰城氏、キャラクターデザインはフロムトーキョーが担当する。

ステージでは、新宿エリアのストリートバスケチーム「UNFIXXX(アンフィックス)」のメンバーであるマドカ(演:笹森裕貴さん)、ダテ(演:福井巴也さん)、マーリン(演:大友海さん)と、同じく新宿を拠点とする「BLACKSPOT(ブラックスポット)」のメンバーとそのリーダーであるバリスタ(演:川上将大さん)の対決が演じられた。

左から、マドカ(演:笹森裕貴さん)、マーリン(演:大友海さん)、ダテ(演:福井巴也さん)

流血さえさせなければ反則にはならない「ノーブラッド・ノーファウル」のルールのもと、試合開始。鉄パイプによる殴打すらもセーフというド派手な試合が目の前で繰り広げられる様子は、迫力満点だった。

バリスタ(演:川上将大さん)

ボールそのものを巡る駆け引きはもちろん、ボールを持っているプレーヤーのカバーに入ろうとする別のプレーヤーに直接妨害を仕掛けるシーンも見られた。複数のやり取りが同時並行的に繰り広げられる、舞台ならではの手に汗握る演出だ。

ステージ上では実際に演者がバスケットボールを使用しての演技が採用されており、激しいアクションの最中でもボールは決して手放さないクオリティの高いパフォーマンスが堪能できた。ボールの奪い合いからシュートの局面までが丁寧な導線で描かれており、バスケ未経験者であってもすんなりと感情移入することが可能だった。

本イベントで初披露された舞台版「ZERO RISE」は、今後の公演情報も告知されている。会場は東京都台東区の飛行船シアターで、2026年5月2日~17日の間に全20公演を予定している。

また、TVアニメ「ZERO RISE」の制作決定も発表された。アニメーション制作はニチカラインが担当し、舞台とTVアニメで各キャラクターを演じるキャストは共通している。

さまざまなIPを世に打ち出してきたブシロードが送る新クロスメディアプロジェクト「ZERO RISE」の、今後の動向に注目だ。

軽快なトークで会場が盛り上がった『HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR』パート

続いて、『HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR』パートのレポートをお届けする。本作は、ブシロードとワンダープラネットが共同開発を手掛ける基本プレイ無料のサバイバルローグライトゲームだ。対応プラットフォームはiOS/Androidで、2月18日に配信予定となっている。

プレイヤーは「HUNTER×HUNTER」でおなじみのキャラクターたちを操作し、迫りくる大量の敵と戦い抜く。レベルを上げてさまざまなスキルを獲得し、どんどん激しさを増していく敵の攻撃に対抗するのだ。

舞台上では、まずゴン=フリークス役を演じる潘めぐみさんが登壇。まだリリースされていない本作をぜひプレイしてみたいという潘さんの発言を聞きつけ颯爽と登場したのは、ヒソカ=モロウ役の浪川大輔さん。「さっきプロデューサーから受け取った」と話すタブレットを潘さんに手渡してプレイが開始されるという一幕に、会場は笑いに包まれた。

プレイを開始する潘めぐみさんと、それを見守る浪川大輔さん

本作では、TVアニメ「HUNTER×HUNTER」の物語を感じることができる要素として、メモリーシーンと呼ばれる完全新規の書き下ろしで描かれた装備品や、各種必殺技使用時に鑑賞できる新規アニメーション・新規ボイスが登場する。ステージ上でも潘さんと浪川さんがそのクオリティの高さに言及しており、このために収録したボイス数も少なくなかったというエピソードも話していた。

普段はあまりゲームをしないという潘さんだが、順調に敵を倒してどんどんとレベルアップを重ねていく。ゴンをメインキャラクターに据え、クラピカ・レオリオ・キルアを味方に編成したドリームチームで攻略を進めていくと、なんと最後にボスキャラクターとして立ちふさがったのはまさかのヒソカ。この熱い展開に、先ほどまで潘さんを応援していたはずの浪川さんはすぐさま敵であるヒソカの応援に回るという転身を見せ、またしても観客の笑いを誘った。

ヒソカとの激しいバトルの末、潘さんは必殺技を使いこなしてこれを撃破。自分が敗れたかのごとく悔しがっていた浪川さんも潘さんの健闘を称え、会場は大いに盛り上がった。本パート中は潘さんと浪川さんが「HUNTER×HUNTER」に関するトークに花を咲かせる場面が多く、お手軽かつ爽快なアクションで「HUNTER×HUNTER」の世界が楽しめる本作の魅力が伝わる内容となっていた。

本記事で取り上げた2パート以外にも、さまざまなIPの新情報やサプライズが発表されたブシロード新春大発表会2026。ファンイベントと新情報発表会の両方の側面を兼ね備えている性質上実に多種多様なIPが扱われたのだが、どのパートであっても観客からの温かい拍手や声援、コールなどで満ちていたことが非常に印象的なイベントだった。

舞台版「ZERO RISE」は2026年5月2日~17日に全20回を公演予定で、テレビアニメ版も制作中。『HUNTER×HUNTER NEN×SURVIVOR』は、iOS/Android向けに2月18日に配信予定だ。

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Daijiro Akiyama
Daijiro Akiyama

ゲームをすることと、ゲームの話をしたり聞いたりすることが同じぐらい大好きです。

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