漫画「おやすみプンプン」などの影響受けるサイコホラー『Good Children Say Grace』発表。生贄を求める“赤い卵”と、「飢え」を巡った探索ADV

Denis Morozov氏およびMilha Vek氏は2月11日、『Good Children Say Grace』を発表した。本作は1980年代の東欧を舞台とした、サイコロジカルホラーアドベンチャー

デベロッパーのDenis Morozov氏およびライターのMilha Vek氏は2月11日、サイコロジカルホラーアドベンチャー『Good Children Say Grace』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。現時点では日本語非対応のステータスながら、今後日本語ローカライズチームを迎える予定とのことだ。

『Good Children Say Grace』は、1980年代の東欧にある孤島を舞台としたサイコロジカルホラーアドベンチャーだ。家族ホラーとダークロマンスを題材に、浅野いにお氏の漫画「おやすみプンプン」やモクモクれん氏の漫画「光が死んだ夏」といった作品に着想を得た語り口で物語が描かれるという。

本作の物語は、「赤い卵」と呼ばれる不穏な存在を軸に展開される。主人公は自分のことをキツネザルだと思っているマーティン。そんなマーティンの両親は戦争孤児の少女アメリアを赤い卵に捧げたという。しかし、その夜に少女は家へ戻ってきたようだ。この生贄を捧げる儀式が失敗したためなのか、マーティンと少女の、飢えに満ちた日々を生き延びていく様子が描かれるという。そうした状況下で、会話や行動の選択が三年間にわたる飢餓や“憑依”の状況を左右し、生き方そのものが変化していくようだ。

ゲームプレイは、一人称視点による探索を基本としつつ、場面によって2.5D形式のパートやシネマティックな演出が挟まれる構成だという。本作ではどこへ向かうか、何を話すかといった行動そのものが選択として扱われ、会話と移動の積み重ねが物語に影響を与える仕組みのようだ。小さな判断が後の展開へと連なり、異なるルートや結末へ分岐していく点が、本作の特徴とされている。

本作の開発を手がけたのは、カナダの個人ゲーム開発者Denis Morozov氏だ。ライターのMilha Vek氏も開発に携わっており、物語やテキストを中心としたシナリオ面を担当しているという。また、本作はエピソード形式での早期アクセス配信が予定されており、無料デモ版を経てエピソード1を公開したのち、プレイヤーからのフィードバックを受けながら既存エピソードの調整や今後の展開を進めていく方針とされている。現時点では全3エピソード構成が想定されているが、反応次第でエピソードが拡張される可能性もあるようだ。

なお本作について、現時点で日本語表示への対応時期や範囲は明らかにされていない。一方で開発者は、日本市場での展開を強く意識しており、日本語ローカライズを本プロジェクトにおける重要な目標のひとつとして掲げているという。まずはストアページの日本語対応を第一段階とし、作品が軌道に乗った段階で本格的なローカライズに取り組む方針が示されている。赤い卵を巡る物語とあわせて、日本語対応を含む今後の展開がどのように進んでいくのかも注目される。

『Good Children Say Grace』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信予定。無料デモ版は2026年3月、エピソード1は同年4月に公開予定。

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Junya Shimizu
Junya Shimizu

ローグライクが大好きです。映画や海外ドラマも好きなので、常に時間に追われています。

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