SFタクティカルRPG『MENACE』、Steam同接1万6000人のロケットスタート。歩兵で囲みロボで蹴散らす、“分隊管理”戦場マネジメント
Hooded HorseおよびOverhype Studiosは2月5日、ターン制タクティカルRPG『MENACE』の早期アクセス配信を開始。本作はターン制タクティカルRPGとして、さっそく人気を博している。

パブリッシャーのHooded HorseおよびデベロッパーのOverhype Studiosは2月5日、ターン制タクティカルRPG『MENACE』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は配信直後から同時接続プレイヤー数が1万6000人を超えるなど、大きな注目を集めている。ゲーム内は日本語表示に対応している。
『MENACE』は、SF世界を舞台とするターン制タクティカルRPGだ。プレイヤーは攻撃部隊の指揮官として、複数の惑星から届く救助要請や任務に対応しながら作戦を進めていく。歩兵部隊の編成や装備管理、車両や歩行兵器の投入などを通じて部隊を強化し、エイリアンの侵略から星系全体を守るのだ。
ゲームプレイは、星系内で発生する複数の作戦から次に挑む任務を選び、部隊を編成して出撃し、結果をもとに戦力を更新していく流れだ。本作の任務は一回ごとに完結するものではなく、連続する作戦として積み重なっていく。戦闘で受けた損耗や消費した補給物資は次の任務にも引き継がれるため、毎回の判断がその後の展開に影響する仕組みだ。

戦闘はマス目を用いない形式で展開され、遮蔽物や高低差、武器ごとの射程を踏まえた位置取りが重要となる。歩兵分隊は制圧射撃によって敵の行動を抑えつつ、側面からの攻撃や包囲によって有利な状況を作り出していく。一方で、車両や重装備ユニットは高い火力と耐久力を発揮する反面、出撃時のコストや補給面での負担も大きい。任務の内容や戦況に応じて、どの戦力を投入するかを見極める必要があるのだ。
戦略パートでは、作戦の選択を起点に、部隊編成や装備更新といった管理要素が軸となる。分隊を率いる指揮官にはそれぞれ特性や成長要素が設定されており、誰を前線に配置するかによって部隊の運用方針そのものが変化する。また兵士や車両の装備は任務を重ねる中で更新され、武器や支援装備の組み合わせ次第で対応できる戦況も広がっていく。戦闘中の判断と並行して、次の作戦を見据えた戦力維持や強化を考える必要がある点は、本作ならではの特徴といえる。

そんな本作は配信初日から好評を博しており、Steamユーザーレビューは本稿執筆時点で約650件中84%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。同時接続プレイヤー数も高水準で推移しており、本稿執筆時点ではピーク時に1万6199人を記録している(SteamDB)。
本作は制圧・包囲・側面攻撃を軸とした戦闘設計と、歩兵・車両を組み合わせた戦術が持ち味。敵をただ撃ち倒すだけでなく、射線や部隊配置を意識しながら相手の動きを抑え、徐々に有利な状況を作っていく点が特徴だ。さらに、分隊指揮官の特性や装備構成によって戦い方が変わるため、同じ任務でも編成次第で展開が異なりやすい。こうした戦闘と運用の組み合わせが、評価につながっているようだ。
一方で早期アクセス配信直後という事情もあり、調整面や快適性に関する指摘も一部で見られる。具体的には、UIの情報量や操作手順がやや把握しづらい点、戦闘テンポやバランスに関する細かな調整不足などが挙げられている。もっとも、そうした意見の多くは早期アクセス段階である点に触れたうえで、今後のアップデートによる改善を見込む内容となっている。
本作を手がけるのは、ドイツを拠点とするOverhype Studios。同スタジオは、過去にターン制タクティカルRPG『Battle Brothers』を手がけたことで知られている。同作はSteamユーザーレビューにて2万4209件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得しており、部隊の損耗や資源管理を前提としたゲーム設計や、判断ミスがそのまま結果に跳ね返る戦闘バランスといった点が評価されてきた作品だ。前作で培われた設計や運用の考え方が、本作においてどのようなかたちで活かされていくのかが注目される。
『MENACE』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。現在はリリース記念セールにより、2月20日まで定価から25%引きの2985円(税込)で購入可能。ゲーム内は日本語表示に対応している。
この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。
