ブラック企業経営シム『MANIFESTO』発表。不要になった従業員は“消去”、倫理さよなら「売上第一」CEO体験
パブリッシャーのNo More RobotsおよびデベロッパーのBreakpoint Gamesは2月5日、経営シミュレーションゲーム『MANIFESTO』を発表した。

パブリッシャーのNo More RobotsおよびデベロッパーのBreakpoint Gamesは2月5日、経営シミュレーションゲーム『MANIFESTO』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年に配信予定としている。あわせてデモ版の配信も開始されており、デモ版は日本語表示に対応。正式リリース時についても、日本語表示への対応が予定されている。
『MANIFESTO』はCEOとして会社を率い、売上目標の達成を目指す経営シミュレーションゲームだ。プレイヤーは新たな会社を立ち上げ、多数の従業員を雇い入れながら、限られた条件のもとで事業を拡大していく。ただし、作中では株主の要求を満たすことが最優先とされており、従業員や“倫理観”よりも数字を出し続けることが重視される。


本作のゲームプレイは、従業員を雇ってデスクへ配置しつつオフィスを拡張し、株主から数日ごとに課されるノルマをクリアしていく流れだ。本作では従業員ごとに獲得できるリソースが異なり、配置の組み合わせによって相乗効果も生まれるため、どの従業員をどのデスクに配置するのかが重要となる。ただし、デスクの数には限りがあるため、状況に応じて従業員をブラックホールに投げ入れて消去しなければならない。また従業員は業務によってエネルギーを消費し、ゼロになると“燃え尽き症候群”となって自主退職してしまう。限られた枠と人員の消耗を見据えながら判断を重ねていくことが、経営全体を左右するのだ。
そうして成長していく会社では、プレイの進行にあわせて売上に影響する各種パワーアップが解放されていく。また会社そのものを拡張・レベルアップしていく要素も用意されており、成長と引き換えに求められる数字も次第に膨らんでいくようだ。数字を伸ばす爽快感と、追い詰められていく焦燥感が同時に積み重なる点も、本作の特徴といえるだろう。

一方で本作の語り口には深刻さよりも、極端な割り切りによるユーモアが前面に出ている。CEOや株主の視点で描かれるテキストでは、従業員は“消耗品”のように扱われ、倫理や感情は後回しに。売上と効率だけを追い求める経営の姿を、本作ではブラックユーモアとして描いているようだ。
なお本作は発表と同時にデモ版がSteamにて配信されている。デモ版は日本語表示に対応しており、従業員配置や売上計算、アップグレード選択といった一連の流れを体験できる。シビアな判断を迫られる経営と、ブラックユーモアを交えた演出がどのように組み合わさるのかは、今後の続報とあわせて注目される。
『MANIFESTO』はPC(Steam)向けに2026年配信予定。現在はデモ版が配信中。ゲーム内は日本語表示に対応予定。
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