『アークナイツ:エンドフィールド』の「レーヴァテイン」と「アルデリア」の言動には、いろんな意味があるの知ってる?『アークナイツ』未プレイ者向けに「再旅者」を説明
未プレイで、『アークナイツ:エンドフィールド』からシリーズをプレイしている人に「再旅者」の要素をにおわされても、意味がわからないかもしれない。んな再旅者たちの過去について説明してみたい。

HypergryphおよびGRYPHLINEは1月22日、『アークナイツ:エンドフィールド』をリリースした。『アークナイツ:エンドフィールド』ではプレイアブルキャラクターのことをオペレーターと呼ぶ。そしてオペレーターには前作である『アークナイツ』でもなじみ深い存在がいる。それは再旅者と呼ばれる存在だ。
再旅者が、前作の世界から複製されたよく似た別人であることは、ゲーム内の資料集にも書かれている。この資料自体も『アークナイツ』知識がある人間向けの記述になっている。我々『アークナイツ』プレイヤーとしては前作との接点として興味深い存在ではあるが、同作を未プレイで、『アークナイツ:エンドフィールド』からシリーズをプレイしている人にそれらの要素をにおわされても、意味がわからないかもしれない。もちろん、わからないなりにプレイしていても問題なく、再旅者たちの過去について知らずとも楽しめる。だが、知っていれば物語に深みが増すことは間違いない。そんな再旅者たちの過去について説明してみたい。
※本記事は『アークナイツ:エンドフィールド』の物語イベント「灰となれ、記憶の残骸よ」の導入~中盤のストーリーについて若干のネタバレあり。
■レーヴァテイン

現在のガチャでピックアップキャラとなっているレーヴァテイン。レーヴァテインは、『アークナイツ』ではスルトというコードネームだった少女……つまり再旅者である。おもしろいことに、スルトの誕生日は1月22日なのだが、これは『アークナイツ:エンドフィールド』のリリース日でもある。それを意識したのかは不明だが「灰となれ、記憶の残骸よ」というレーヴァテインの物語イベントが最初に実装されている。
このエピソードは、自らの記憶を求めて旅をするレーヴァテインの物語に管理人が同行するという物語である。『アークナイツ』のスルトもまた記憶障害を患っており、そのため記憶の手がかりを探して旅をしていた。『アークナイツ』内でスルトが登場した初のイベント「在りし日の風を求めて」もまたその旅の一つであった。

『アークナイツ』のイベント「在りし日の風を求めて」よりスルトのエピソード「帰る場所」
レーヴァテインのイベントエピソードでは最初に氷原のようなステージを訪れる。ここは、『アークナイツ』では「探索者と銀氷の果て」というローグライクコンテンツにてスルトが訪れたサーミという地域である。彼女がスルトと名乗っており、炎の力を振るっていた理由がそこで語られることとなる。また、イベントの後半でもまたスルトの力の根源である炎の巨人との出会いが再現される。


また、ほかの記憶では、燃え落ちた家々が映る。これは『アークナイツ』の別のローグライクコンテンツ「サルカズの炉辺奇譚」で語られたスルトの故郷や幼い頃の思い出だ。

スルトは自らが属するロドス製薬、そして母艦であるロドス・アイランドを「自分が帰る家」だと思ってあちこちへ旅をしており、サルカズへの旅を最後に記憶探しの旅をやめたことも「サルカズの炉辺奇譚」では改めて語られることとなる。

ストーリー展開はご自身で見ていただくとして、『アークナイツ』と関連付けたストーリーとして実によく出来ていたと思う。
そのほかの再旅者についても、一通り見ていこう。
■アルデリア


『アークナイツ:エンドフィールド』では、ログイン報酬として獲得可能なアルデリア。彼女は、『アークナイツ』ではエイヤフィヤトラというコードネームの再旅者である。彼女について物語イベントは現時点で存在しないが、エネルギー高地の拠点を巡る物語で彼女と関わることとなる。
そんな彼女は『アークナイツ』では鉱石病の感染者であり、そのせいで耳が聞こえなかった。一方、再旅者アルデリアは感染者ではなく、また耳が聞こえないということもない。そのため「先輩、足音でわかっちゃいました~」というセリフに大変感慨深いものを感じるのだ。『アークナイツ』では「耳も目も悪くなったが他の感覚は鋭くなった」と語っていただけに、五感を活用してタロIIで過ごしているアルデリアを見る目がなお一層温かいものになってしまう。
■チェン・センユー
ゲーム登場時から登場し、愛嬌をもってパーティーを明るくすることで人気のチェン・センユー。彼女は再旅者ではないが『アークナイツ』登場人物チェン・フェイゼの遠縁の存在である。『アークナイツ』に登場するチェン・フェイゼはその生まれや立ち位置から大変無愛想なキャラクターであり、それらの事情を踏まえてもなお言葉がきつい存在だ。物語を進めていくと彼女が信義に厚く真っ直ぐな存在だとわかるのだが。
友人から「侠」の時にふさわしいと語られるそんなご先祖様に憧れているチェン・センユーも劇中ではからかい混じりに「大侠客」と言われたりもする。またチェン・フェイゼは赤霄という剣を使っていたのだが、チェン・センユーの凸を進めると得られる効果に「自製赤霄剣」というものがあったりする。憧れの武器を自作、自称しているところもチェン・センユーの可愛らしさの1つと言える。再旅者ではないが前作とのつながりを感じさせるキャラクターとして紹介してみた。

個人的にお気に入り。顔認証システムと知らずおまぬけな顔をするチェン・センユー

ナンパ男にこの一言なチェン・フェイゼ。『エンドフィールド』のチェンからは想像出来ない。
前作を思い出させるキャラクターたち
他にも再旅者はいるが今回は以上の面々を取り上げさせていただいた。再旅者たちは『アークナイツ』キャラクターのように見えて別人だが、その過去が深く人格形成に関わっていることが伝わるように描かれている。そのため、過去を知る人間としてはいろいろと感慨深いものがあった。
一方、再旅者の過去を知らない人には逆にここから『アークナイツ』をプレイすることで再旅者たちの過去を味わうことが出来る。そう考えると、彼らは新しいプレイヤーを『アークナイツ』へと誘う招待状なのかもしれない。もしその招待に乗る気があるなら、本家『アークナイツ』にもぜひ触れてみてほしい。「そういうことだったのか」という“納得”があなたを待っているはずだ。
『アークナイツ:エンドフィールド』は、PC/PS5/モバイル(iOS/Android)向けに基本プレイ無料で配信中だ。
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