発売日が迫る『Horizon Zero Dawn』オープンワールドを採用した本作の魅力を紹介する最新トレイラーが公開

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月27日、オープンワールド・アクションRPG『Horizon Zero Dawn』の最新トレイラーを公開した。

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは2月27日、オープンワールド・アクションRPG『Horizon Zero Dawn』の最新トレイラーを公開した。「A True Open World(真のオープンワールド)」と題したこのトレイラーでは、本作の開発元Guerrilla Gamesのマネージング・ディレクターHermen Hulst氏と、ゲームディレクターのMathijs De Jonge氏が、オープンワールドゲームとしての本作の魅力について語っている。

Hulst氏はまず、本作をオープンワールドゲームとして開発するにあたっては多くのチャレンジがあったと振り返る。Guerrilla GamesはFPSゲーム『KILLZONE』シリーズを手がけたことで知られるスタジオだが、リニアにゲームが進行する同作においては敵の行動はもちろん、プレイヤーがとれる行動やその範囲も限定されており、ゲームデザインの観点では比較してはるかに容易だったという。一方オープンワールドの『Horizon Zero Dawn』ではすべてが流動的で、プレイヤーはどこへでも行くことができる。マップのどこを走り回ろうが、地下空間へ行こうがロード画面を挟むこともない。Jonge氏は、そのシームレスな体験こそが本作にとって非常に重要だったと語る。そのためには自由な探索をしたいと望むプレイヤーにしっかりと応えることができる環境を用意することが必要で、本作の開発を通じて磨きあげ続けた主要素のひとつだったそうだ。

彼らは、物語の中心となるメインクエストに興味を持っているプレイヤーにとって、本作は素晴らしい出来に仕上がっているが、それ以外の要素を求めるプレイヤーのことも忘れてはいないと語る。たとえばちょっと脇道にそれて機械獣に立ち向かっていくことも可能だ。もちろん序盤のうちは返り討ちに合うこともあるだろう。しかしそうであったとしても、狩りであれサイドクエストであれ、一定レベルに達するまでプレイすることができないなどといった制限は設けられてはいない。それはあくまでプレイヤー次第であって、Guerrilla Gamesは真のオープンワールドを提供することによって、プレイヤーのどのような行動をも許容することに努めているのだ。

『Horizon Zero Dawn』は3月2日発売予定。AUTOMATONでは約2時間にわたる製品版先行プレイレポートを掲載しているので、そちらもご覧いただきたい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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