Windows 10/Xbox One向けRTS『Halo Wars 2』が本日発売。前作からの要素を引き継ぎつつ、RTS初心者にも訴求する
マイクロソフトは本日2月23日、リアルタイムストラテジーゲーム『Halo Wars 2』をWindows 10/Xbox One向けに発売した。本作は2009年にXbox 360向けに発売された『Halo Wars』の続編だ。同作はゲームパッド操作への最適化に成功し、コンソール向けRTSタイトルとして高く評価された。なお、シーズンパスや前作のリマスター版『Halo Wars: Definitive Edition』などを同梱した「Ultimate Edition」は、一足早く17日に発売されている。
本作のキャンペーンモードでは前作から28年後のアークを舞台に、カッター艦長率いるUNSC艦スピリットオブファイアと、銀河征服を目論むアトリオックス率いるコヴナントの傭兵軍バニッシュドとの戦いが描かれる。馴染み深いキャラクターたちが前作から引き続き登場する中、圧倒的な存在感を持つ悪役アトリオックスが新たに生み出されたことで、『Halo』ユニバースのひとつとしてふさわしい深みのある物語をもたらす。
マルチプレイモードでも、前作から引き続き収録されるSkirmishやルールの異なるゲームモードの追加に加えて、カードベースのまったく新しいBlitzモードが導入されている。このゲームモードでは戦場でのリソースの管理やユニットの生産に気を配る必要はなく、事前に組んだカードデッキを使ってユニットを戦略的に配置していく。本作の開発には『Total War』シリーズなどを手がけるRTS開発のベテランCreative Assemblyが参加しており、彼らが常日頃向き合っているコアなRTSプレイヤーを納得させつつ、このジャンルを敬遠していたプレイヤーにも楽しんでもらえるものを目指して、試行錯誤を重ねて生み出されたゲームモードだ。
今年はFPSとしての『Halo』シリーズタイトルの発売は予定されていないため、本作が今年唯一の『Halo』となりそうだ。なお、本作はXbox Play Anywhereに対応するため、Windows 10/Xbox Oneの両プラットフォームでクロスバイ・クロスセーブが適用される(ダウンロード版に限る。クロスプラットフォームプレイには対応しない)。
※カッター艦長とアトリオックスによる、陣地(ひじ掛け)をめぐるガチバトル動画も公開