基本プレイ無料ライフシム『ハートピアスローライフ』Steam版、即座に「同接2万8000人超」で人気炸裂。自由自在建築で賑わうも、操作面には課題あり

XD Entertainmentは1月17日、『ハートピアスローライフ』のPC(Steam)版を配信開始した。本作はモバイル版に続いてSteam版がリリースされたかたちで、課題もありつつ人気を博している。

デベロッパーのXD Entertainmentは1月17日、基本プレイ無料の生活シミュレーションゲーム『ハートピアスローライフ』のPC(Steam)版を配信開始した。本作は1月8日に、iOS/Android版が配信されており、それに続く形でPC版がリリースされた格好だ。Steam版はさっそく盛況を博している。

『ハートピアスローライフ』は、「心安らぐ生活シミュレーション」を掲げる生活ゲームだ。オープンワールド形式の町を舞台に、建築や着せ替え、他プレイヤーとの交流などを楽しむことができる。釣りや料理、野鳥観察といった多彩な「趣味」も用意されており、それぞれをこなすことでレベルが上昇。段階的に新たな要素が解放されていく仕組みとなっている。プレイヤーは効率を求めることも、ただ気ままに過ごすこともできる。

本作の特徴の一つが、充実した建築要素だ。自宅の敷地内には家を建てることができ、あらかじめ用意されたプリセット住宅だけでなく、床や壁、天井をタイル状に配置し、一から建物を組み上げることも可能だ。壁や床の高さを細かく調整したり、階段を使って階層を分けたりと、構造面での自由度も高い。

また本作では、建物においては基礎から外装・内装、装飾に至るまで幅広く手を加えることができる。各パーツは、素材や色を個別に設定できるほか、家具や装飾については斜めを含む任意の角度で配置でき、位置の微調整も可能だ。先んじて配信されていたiOS/Android版においてはすぐさま建築ブームも白熱する様子が見られた(関連記事)。

そんな『ハートピアスローライフ』のSteam版が1月17日に配信開始。本稿執筆時点のSteam同時接続プレイヤー数のピークは約2万8800人(SteamDB)と、好調な滑り出しを見せている。ただ、Steamユーザーレビューについては、約1400件中71%が好評とする「やや好評」ステータスと、評価自体は少し伸び悩んでいる格好だ。

本作はほんわかした世界観の生活ゲームでありながら、自由度の高い建築・クラフト要素が実装されている。楽器の演奏や本の執筆、ペットの育成など“本筋”以外の要素も充実しているほか、プレイヤーキャラクターのコーデは1000種類以上も用意されているなど、自分だけのペースでスローライフを満喫可能だ。マルチプレイは最大12人までクロスプラットフォーム形式で対応しており、友達とのんびりしたり、家を一緒に改築したりすることもできる。そのような幅広い遊び方に対応している点が、多くのプレイヤーに支持されている。

一方で、課題となっているのが操作システムの“未成熟”さだ。先述した通り、本作はまずモバイル版が配信され、その後にPC版がリリースされた。UIはモバイル版に準拠するデザインとなっており、ショートカットが設定されていない画面ボタンも多い。視点操作にはマウスを使用するが、動かす際には右クリックしながら操作しなければならないなどの不便さがある。また現時点ではコントローラー操作にも非対応だ。

本稿執筆時点では、iOS版『ハートピアスローライフ』の評価は5点中4.7点、Android版は5点4.4点と高いスコアを獲得しており、比較すると、操作の不便さがSteam版の評価ステータスの伸び悩みに繋がっている可能性も伺える。開発元はゲーム内設定の問い合わせや公式Discordチャンネルにてフィードバックを募っており、改善も期待されるところだろう。スローライフ面の評価はSteam版でも高いだけに、今後のアップデートで、操作面の改善や調整が行われるかどうかに注目したい。

『ハートピアスローライフ』は、PC(Steam)/iOS/Android向けに配信中だ。

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Satofumi Inoue
Satofumi Inoue

大作洋ゲーから、インディーゲーム、VR系まで幅広く遊ぶ雑食派。いろいろ遊びすぎて一つのタイトルに使える時間が減り気味なのが悩み

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