新たな野心作ソウルライク『ORKEN』発表。『ドラゴンズドグマ』『Mass Effect』などいろんな人気作から“良いとこどり”掲げる
SIXMOREVODKAは1月13日、アクションRPG『ORKEN』を発表した。『ダークソウル』『ドラゴンズドグマ』などからインスピレーションを得ているという。

パブリッシャーのSIXMOREVODKAは1月13日、アクションRPG『ORKEN』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
本作は三人称視点で展開されるシングルプレイ向けアクションRPGだ。本作が掲げるコンセプトは「ネアンデルタール西部劇(Neanderthal Western)」。オーク族の戦士を主役に据え、人間との対立や部族の運命を描く、重厚なダークファンタジーが展開される。『ダークソウル』『ドラゴンズドグマ』にインスピレーションを得たというゲームプレイでは、リソース管理が重要な緊迫した戦闘が展開される。

『ORKEN』の舞台は、肥沃な山々が広がる大陸「Edom」。オークの戦士「Khar」族の若者Coltecは、行方不明となった親友の足取りを追い、仲間を集めて未知の領域へと踏み込んでいく。旅路の中では、オークと人間、そして“石と鋼”をめぐる壮大な争いと、故郷を揺るがす過酷な運命に巻き込まれていくという。

ゲームプレイは、回避やスタミナ管理を軸とした、緊張感のあるソウルライクな戦闘が採用されているとのこと。Coltecは戦槌を武器に、強烈な打撃や投擲を繰り出すことが可能だ。さらにクールダウン制のスキルによって基本攻撃を強化できる仕組みもあるという。
戦闘において特徴的なのが、敵に攻撃を当てることで蓄積される「poise meter」の存在だ。これを溜めることで敵をよろめかせ、体力が低下した相手には強力なとどめを刺すことができるという。トレイラーでは血しぶきが飛び散るフィニッシュムーブも確認でき、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の体幹システムを思わせる、“攻め続けることで状況を打開する”ようなスリリングな設計であることがうかがえる。

そして敵を倒して経験を積むことで、Coltecの魂と霊界のつながりを象徴するトーテムポール「Atman」の新たな階層がアンロックされていく。これはスキルツリーのように機能し、階層を回転させることで能力構成を変更可能。能力同士が相互に強化し合う場合もあれば、逆に打ち消し合うこともあり、明確な正解のないビルド構築が楽しめるようだ。
また本作では、戦闘以外に探索によっても経験値を獲得できる。トレイラーでは木々の生い茂る森や石造りの遺跡、吹雪の激しい雪山といった多彩なロケーションが確認可能。トゥーン調のビジュアルは『Hi-Fi RUSH』からも影響を受けたとされており、色彩豊かな環境が印象的だ。

旅の途中ではさまざまなキャラクターと出会い、会話や選択によって物語が分岐していく。重要な局面での決断は将来の選択肢にも影響を及ぼし、プレイヤーの行動に応じて評判が変化する『Mass Effect』的なストーリーテリングとなるようだ。またキャラクターはプレイヤーの行動に反応し、行動次第で評判も変化するとのこと。敵に注意を払うのはもちろん、味方も慎重に選ばなくてはいけないというダークな物語が展開される。


本作のパブリッシャーで、『ORKEN』の原作も手がけるSIXMOREVODKAは、ドイツ・ベルリンに拠点を置くデザインスタジオだ。これまで『League of Legends』といったゲームや映画、コミックのコンセプトアートやイラストを制作してきた。『ORKEN』は同社の新規IPであり、これまでKickstarterなどを通じて複数の書籍を出版。二つの帝国の対立を軸に、複雑な状況を多角的な視点で描くダークファンタジー世界を構築してきた。過去には書籍以外のメディアにも展開していく旨が語られており、その宣言どおりゲーム化へと至ったかたちだ。
そして本作の開発を手がけるのは、セルビア・ベオグラードに拠点を置くDemagog Studio。これまでに荒廃した地球が舞台のゴルフアドベンチャーゲーム『Golf Club Nostalgia』や、SFジャングル2Dアクション『The Cub』などを制作してきたインディーデベロッパーだ。『ORKEN』は「AAアクションRPG」を掲げ、少人数体制ながらも野心的な作品を目指して開発が進められている。
なお本作は2月26日にデモ版の配信も予定されている。複数の書籍で育まれた重厚な世界観や、攻撃的なアクションがどのような手触りになるのか、気になる人はチェックしてみるといいだろう。
『ORKEN』はPC(Steam)向けに開発中。2月26日にはデモ版の配信を予定している。
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