自分が動いた分だけ時が進むFPS『SUPERHOT』の日本語版が発売決定。PC(Steam)で2017年春、コンソール版も展開予定

国内のパブリッシング企業GameTomoは、『SUPERHOT』の日本語版をリリースすると発表した。2017年春にPC(Steam)にて日本語版が配信され、コンソール版のリリースも決定している。コンソール版の詳細は後日伝えられる予定となっている。

国内のパブリッシング企業GameTomoは、『SUPERHOT』の日本語版をリリースすると発表した。2017年春にPC(Steam)にて日本語版が配信され、コンソール版のリリースも決定している。コンソール版の詳細は後日伝えられる予定となっている(公式サイト)。

『SUPERHOT』は2016年2月にリリースされたFPSタイトル。プレイヤーは謎のファイル「Superhot.exe」を知人から受け取った1人のゲーマーとなり、“自分が動いた分だけ時が進む”という特異なFPSをプレイしていくことになる。敵の行動を読み次の動きを考える戦略性や、スローモーションの世界の中を達人のごとく行動する映像表現が魅力のタイトルである。

特徴的なメカニックやスタイリッシュなグラフィック、また「Superhot」の掛け声が目を引く同作だが、実はただ単にアイディアだけで終わらない巧妙な物語が本作の魅力でもあり、そういった意味では日本語化は多くのプレイヤーに『SUPERHOT』の真の魅力を知ってもらえる機会になるといえるだろう。前述した知人との「Superhot.exe」のやり取りを筆頭に、本作はコンソールを通じてチャットやコマンド入力(ただしいずれも自動入力される仕様であり、テキスト入力型アドベンチャーのような類ではない)をする場面も多い。

なおGameTomoは2015年8月に設立された国内のパブリッシャーで、『SUPERHOT』の他には『Project Nimbus』といったタイトルの販売も担当している(参考記事)。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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