狙撃手専用FPS『Sniper Elite 4』の配信がSteamで開始、第2次世界大戦のイタリア戦線にて活躍するスナイパー描く

英国のゲームデベロッパー「Rbellion」は、『Snipter Elite 4』の配信をSteamにて開始した。価格は通常版が6080円、デラックスエディションが8980円。なお本作はPCだけでなくPS4/Xbox One向けにも発売されている。

英国のゲームデベロッパー「Rbellion」は、『Snipter Elite 4』の配信をSteamにて開始した。価格は通常版が6080円、デラックスエディションが8980円。なお本作はPCだけでなくPS4/Xbox One向けにも発売されている。日本語字幕や吹き替えは収録されていない。

デラックス版にはシーズンパスが同梱。パス所有者には、イタリアからの脱出を目指す主人公の逃走劇を描く3つの追加キャンペーンミッションのほか、個別のキャンペーンミッションを含む3種類の拡張パック、また各種武器やマルチプレイヤー用キャラクターを収録したDLCが提供される。このほかパスには予約特典として発表されていたミッションDLC「Target: Fuhrer」と、カモフラージュコンバットライフルパックも付いてくる。

『Sniper Elite 4』は、2005年にリリースされた初代作品から続く「Sniper Elite」シリーズのナンバリング最新作だ。シリーズ通じての主人公カール・フェアバーン(Karl Fairburne)は、第2次世界大戦中に存在したアメリカの特殊諜報機関「OSS」の一員であり、どんな困難なミッションもこなす超一流のスナイパーでもある。プレイヤーはカールの視点を通じて、さまざまな任務に挑戦しなければならない。ゲーム本編には狙撃パートのみではなく、敵に気づかれずに潜入するといったステルスアクション要素も存在する。

今作『Sniper Elite 4』は前作『Sniper Elite III』の直後となる1943年のイタリアが舞台。カールはレジスタンツを支援し、ファシズム側を打倒することを目指す。なお1943年はイタリアが連合国と休戦協定を結んで降伏した年でもあり、当時の歴史背景がストーリーに絡んでくるのは間違いないだろう。このほかゲーム部分では、前作以上に広大になったマップや、前作から引き続き登場する最大12人でプレイ可能なマルチプレイヤーモードなどが特徴となっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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