無限に続く山岳地帯を“飛翔”し続ける、スピード感と浮遊感たっぷりの3Dアクションゲーム『SUPERFLIGHT』がSteamで配信予定

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第385回目は『SUPERFLIGHT』を紹介する。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第385回目は『SUPERFLIGHT』を紹介する。

『SUPERFLIGHT』は、ベルリン技術経済大学の3人の学生チーム「CrizzlyGames」によって開発されている作品だ。チームは学士課程のために3か月の期間を与えられて同作を手掛けており、発売予定日の2017年半ばまでさらに開発が続けられるという。ウィングスーツのGo Pro映像からヒントを得たとのことで、映像を見る限りではそのスピード感や浮遊感が見事に再現されているようだ。

マップは自動生成によって生みだされており、プレイヤーはランダムな地形の隙間を臨機応変に飛翔しながらハイスコアを狙う(自動生成なのは、開発期間が短いのを想定したためでもある)。カラフルな世界観は学生チームが開発した「Color Shifting」システムによって生みだされており、明るいカラーから落ち着いた色まで、色彩は多彩に変化していくという。このほか、フレンドとワールドを共有するような機能が搭載されることが明らかにされている。

そのほか複雑なメカニックやシステムは紹介されていない。口をぽかんと開けながら、ビジュアルと操作から感じられるスピード感と浮遊感を存分に楽しめるタイトルになるのだろう。プレスリリースなどで言及はされていないが、VRヘッドマウントディスプレイでプレイしても楽しめそうな内容だ。2017年半ばにリリース予定の『SUPERFLIGHT』は、Steamにて販売予定。対象プラットフォームはWindowsとなっている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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