グラスホッパーによるF2Pサバイバルアクション『LET IT DIE』国内・アジアにて配信開始

ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2月2日、基本プレイ無料のサバイバルアクション『LET IT DIE』の国内・アジア向け配信を開始した。対象プラットフォームはPlayStation 4。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(以下、ガンホー)は2月2日、基本プレイ無料のサバイバルアクション『LET IT DIE』の国内・アジア向け配信を開始した。対象プラットフォームはPlayStation 4。基本プレイ無料ではあるが、CERO区分「Z」指定のタイトルとなるためクレジットカード決済(税込108円)による年齢確認が求められる。決済分としてゲーム内通貨「デスメタル」2個が付与される。

本作は昨年12月3日に海外リリース済みの作品であり、12月30日には累計100万ダウンロードを達成している。開発は『シルバー事件』『NO MORE HEROES』を手がけたグラスホッパー・マニファクチュア(以下、グラスホッパー)が担当。過剰なゴア、優しいエロス、ポップなユーモア、特徴的なボスキャラクターなどグラスホッパーらしさは爆発しているが、ローグライク色の強いゲームメカニックや非同期型のPvP対戦など新境地を切り開く作品でもある。

『LET IT DIE』は2026年に起きた大地殻変動後の世界を舞台に、ノリの軽い死神「アンクル・デス」に案内された主人公(ファイター)が「バルブの塔」の頂点を目指す過酷なサバイバルアクション作品である。サバイバルゲームのようにパンツ一丁の状態からはじまり、武器や防具を現地調達していく。装備品には耐久度の概念があり同じ武器ばかりは使っていられない。また武器・防具による強化以外にも「スキルデカール」を身体に貼り付けることでファイターの能力を高めることが可能だ。

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ファイターが死亡した際にはゲーム内通貨「デスメタル」を消費することで蘇らせることができる。この「デスメタル」が本作における主な追加購入コンテンツとなる。「デスメタル」を消費しない場合はそのままゲームオーバーとなり、別のパンイチ・ファイターで一からやり直しとなる。ただし『LET IT DIE』とタイトルで謳っているように、毎回復活させるのが最善の手とは限らない。ファイターの種類によって各種ステータスが異なるため、「そのまま死なせて」ステータスの高いファイターでやり直すことも選択肢の一つだ。

『LET IT DIE』は国内・アジア版のリリースにともないキャンペーンを実施中。2月15日までにプレイした方には「デスメタル」が1個プレゼントされる。有料販売分の「デスメタル」も同期間中は特別価格で販売される。「デスメタル」のキャンペーン以外にも、通算ログインボーナス企画として「MEIJINのハイパーログインボーナス」も開催されている。

現時点ではダウンロード版のみの販売であるが、3月9日にはパッケージ版が発売される。「アンクルプライム エディション」と呼ばれるパッケージ版は税別6900円で予約受付中だ。ゲーム本体以外にゲーム内通貨「デスメタル」100個、有効期間中さまざまな特典がつく「エクスプレスパス30日分」2枚、ファイターが死亡しても消失しないキャラクター強化アイテム「プレミアムデカール」、強力な武器「ジャングルマチェーテ」「対人用ツルハシ」「盗賊のクロスボウ」が含まれている。

Ryuki Ishii
Ryuki Ishii

元・日本版AUTOMATON編集者、英語版AUTOMATON(AUTOMATON WEST)責任者(~2023年5月まで)

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