EAが『Skate 4』の噂を公式に否定。少なくとも来年度までに発売される可能性は消える
Electronic Arts(以下、EA)は現地時間1月31日、2017年度第3四半期の決算説明会を開き、その中でスケボーゲーム『Skate』シリーズの新作を開発していないことを明らかにした。先週、EAのコミュニティマネージャーDaniel Lingen氏がTwitter上で「#Skate4」とつぶやいたことで憶測が広がっていたが、今回公式の場で明確に否定した形となる。Seeking Alphaが説明会の模様を書き起こしており、質疑応答でのその具体的なやり取りは以下の通り。
2018年度の計画についてですが、まだ発表していないタイトルはありますか?最近でいうと『Skate 4』の噂が出ていますが、そのほかにリマスターの可能性も含めいかがでしょうか。
EA CEO Andrew P. Wilson氏:
今日我々が発表したものは基本的な計画になります。もちろん、これ以外のタイトルについても常に可能性がありますが、それがリマスターになるか否かはマーケットの動向次第ということになるでしょう。定期的に私にメールを送ってくれていた多くの人たちをがっかりさせるかもしれませんが、我々は現在『Skate 4』を開発していません。ですので、2018年度の発売タイトルとしては計画していません。
『Skate』シリーズは2010年の『Skate 3』を最後にリリースが途絶えており、開発を担当していたEA Black Boxは2013年に閉鎖されている。それまでになかった直感的な操作性でリアルなスケボープレイを実現し、ゲーマーのみならずプロスケーターからも高く評価された。残念ながら少なくともEAの2018年度までに新作が発売される可能性はなくなってしまったが、いつの日かシリーズが復活することを期待したい。
ちなみに、『Skate』シリーズと人気を分けた『Tony Hawk』シリーズについては、新たなパートナーとの新作を模索しているとTony Hawk氏が明らかにしている(関連記事)。