1万年前の太古の世界を舞台にしたオープンワールドサバイバルゲーム『WiLD』現在もPS4向けタイトルとして開発続く

Wild Sheep StudiosのクリエイティブディレクターMichel Ancel氏は、InstagramにPS4向けタイトル『WiLD』のイメージを投稿し、現在も開発が続いていることをアピールした。

Wild Sheep StudiosのクリエイティブディレクターMichel Ancel氏は、InstagramにPS4向けタイトル『WiLD』のイメージを投稿し、現在も開発が続いていることをアピールした。『WiLD』は2014年8月の「gamescom 2014」にて発表された作品で、2015年の「Paris Games Week」においても最新のゲームプレイ映像が公開されたが、それ以降は続報が一切ない状態だった。PS4のハッシュタグが付いていることから、現在もプラットフォームに変更はないようだ。

投稿されたイメージには少年が白いオオカミに乗っているシーンが写し出されている。下の動画でもわかるように、本作の主人公は動物を使役することができる大人のシャーマンとなっており、この少年が物語においてどのような立ち位置の人物なのかは気になるところだ。一時的に子供を操作するようなシークエンスなのかもしれないし、白いオオカミがプレイヤーの操作キャラクターである可能性もある。

 

Michel Ancelさん(@michelancel)が投稿した写真

『WiLD』はオープンワールドサバイバルゲームである。プレイヤーは動物を使役することができるシャーマンとなって、1万年前の太古の世界、ヨーロッパほどのサイズがあるというワールドを冒険していく。ゲームプレイ面では動物との関わりが本作最大の特徴とされており、クマのような動物に乗るだけでなく、鷹を操作して蛇を捕まえたり、カラスで危険な食人族を攻撃するといったことがゲーム内ではできる。ただし物語や舞台設定、サバイバル要素に関しては謎の多いタイトルで、発表当初にあった「オンライン」に関する構想がまだ続いているのかなど、今後の情報が待たれる状況となっている。

Ancel氏は今後もInstagramに物語のネタバレがないように画像を投稿していく予定だとしている。気になる読者は彼のInstagramアカウントをフォローして更新をチェックしておこう。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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