Epic Gamesついに新たな「テキストチャット機能」を実装、まずは『フォートナイト』やEpic Gamesストアなど対象に。来年にはEpicオンラインサービス向けにも開放へ

Epic Gamesは12月22日、同社のエコシステム全体に向けた、新たなテキストチャット機能の提供を開始したと発表した。

Epic Gamesは12月22日、同社のエコシステム全体に向けた、新たなテキストチャット機能の提供を開始したと発表した。まずは『フォートナイト』とEpic Gamesストア、そしてiOS向けに新たにリリースされた「Epic Games」アプリ向けに提供され、クロスプラットフォームで利用できる。

また、2026年1月にはEpic Games LauncherおよびAndroid向け「Epic Games」アプリ向けにも提供開始予定。2026年内にはさらに『ロケットリーグ』や『Fall Guys』にも導入され、加えてEpic Online Services(EOS)のソーシャルオーバーレイを利用しているサードパーティタイトルにも本機能が開放されるとのこと。

Epic Gamesのエコシステムには全体で10億人近くのユーザーがいるとされ、今回提供開始されたテキストチャット機能は、それらのユーザーをつなぐ統一されたソーシャル体験へ向けた重要な一歩だという。本機能では、ソーシャルボタンをクリックすれば、すぐにフレンドとテキストチャットを開始可能。フレンドリクエストの管理や、コミュニケーション設定のカスタマイズにも対応し、またログインしている場所ならどこでも過去30日分のDMとグループを確認できる。

『フォートナイト』においては、パーティチャット・ゲームチャット・ダイレクトメッセージ・グループチャットの4種類のテキストチャット機能が利用可能。新たに実装されたサイドバーにてテキストチャットができ、フレンド申請やフレンドリストの確認もおこなえる。なお、テキストチャットにはフィルター機能が用意され、特定の種類の個人情報や成人向け言語をリアルタイムで会話から削除することができる。詳細は公式ブログを参照してほしい。

なお、iOS向けに配信された「Epic Games」アプリは、今回提供開始されたテキストチャット機能や、Epic Gamesアカウントのサインインにおける二段階認証機能を利用するためのものだ。「Epic Gamesストア」アプリとはまた別のもので、こちらは日本では2026年初頭に配信開始される見込みとなっている(関連記事)。

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Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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