『Halo Wars 2』マルチプレイベータテストが実施へ、RTS初心者から上級者まで楽しめるカードベースの「Blitz」モードがプレイ可能に
マイクロソフトは1月17日、Xbox One/Windows 10向けリアルタイム・ストラテジーゲーム『Halo Wars 2』の大規模マルチプレイ・ベータテストを両プラットフォームで実施すると発表した。今回のベータテストでは前作にはなかった新ゲームモード「Blitz」がプレイ可能。日本時間の1月20日深夜から1月30日まで実施される。
本作の開発には『Total War』シリーズで知られるCreative Assemblyが、マイクロソフト傘下の343 Industriesと共同であたっている。『Halo 5』の戦いの直後、古代種族フォアランナーによって建造された環状惑星Haloの建造施設であるアークを舞台にする。
今回プレイできるBlitzモードにはカードベースの戦略性が取り入れられており、ユニットの生産はゲーム開始前におこなう。それがカードデッキの構築として表現されているのだ。カードデッキは指揮官に属する航空・陸上・歩兵の各ユニットを組み立てる。基地の生産や資源管理は存在せずバトルに特化しており、戦況に合わせてリアルタイムにカードを切る。343 IndustriesのDan Ayoub氏は「RTSというジャンルを避けている人にその魅力を伝えながら、コアなRTSプレイヤーにも楽しんでもらえる」ことを目標に、数多くの失敗を重ねた末に産み出されたゲームモードだとし、このジャンルに革新をもたらす独創的なアイデアだと語っている。
今回のベータテストでは「Proving Grounds」マップが使用される。1対1・2対2・3対3 の対戦をプレイすることができ、日替わりや週替わりのチャレンジもおこなわれる。開発は最終段階に入っており、今回はシステムのストレステストも兼ねているとのことだ。なお、入手したカードやゲームの進行状況は製品版に引き継ぐことはできないが、ベータテストをプレイすると製品版で使用できる「Blitzカードパック」を1パック、対戦を1度最後までプレイするとさらにもう1パックプレゼントされる。
『Halo Wars 2』は、シーズンパスや『Halo Wars: Definitive Edition』が付属する「アルティメットエディション」が2月17日に、通常版が2月23日に発売予定。本作はXbox Play Anywhereに対応するため、Xbox One/Windows 10の両プラットフォームでいわゆるクロスバイ・クロスセーブに対応する。また対象店舗で本作を予約すると、特典としてBlitzモードで使用できる「Blitzカード・スターターパック」がプレゼントされる。店舗によってその内容が異なるので、詳細は各店舗の購入ページを確認されたい。