左右に移動してコインを落とすだけ。極限まで美しくシンプルなストラテジーゲーム『Kingdom』などがNintendo Switchで発売決定

インディーゲームのパブリッシャー「Raw Fury」は、ストラテジーゲーム『Kingdom』や『GoNNER』などをNintendo Switch向けにリリースすると発表した。この2タイトル以外にも発売される模様で、さらなる詳細は今年3月のGDCにて公表される見込みとなっている。

インディーゲームのパブリッシャー「Raw Fury」は、ストラテジーゲーム『Kingdom』や『GoNNER』などをNintendo Switch向けにリリースすると発表した。この2タイトル以外にも発売される模様で、さらなる詳細は今年3月のGDCにて公表される見込みとなっている。

Kingdom』は2015年10月にSteamやGOG.comなどで配信が開始された横スクロール型の2Dストラテジーゲームだ。プレイヤーは国を追われた亡国の王か王女となり、コインを落とすことで人員を雇用したり弓矢やハンマーの道具を作ったりしつつ、巨大な王国を目指して拠点を築き上げていく。夜にはプレイヤーの頭に乗った王冠を狙いデーモンたちが襲い来るため、防備を固めておかなければならない。2016年8月には新規要素を追加した『Kingdom: New Lands』がリリースされていた。

またAUTOMATONでも過去に紹介した『GoNNER』は、自動生成されたダンジョンを進んでいく高難度な2Dアクションゲーム。プレイヤーはアメーバのような生きもの「Ikk」を操作し、コンボを重ねてハイスコアを狙っていく。敵のキャラクターから攻撃を受けると頭部がどこかへ飛び装備がバラバラになってしまうという仕様があり、プレイヤーはもげた首を回収しつつコンボを必死につないでいく(参考記事)。

Raw Furyはわずか3タイトルしか取り扱っていないパブリッシャーではあるものの、上記の2作品に『Kathy Rain』と良質な2Dピクセルスタイルのゲームを販売し続けている。今後Nintendo Switchにどのような作品を持ってくるのか、GDCで発表される情報に注目したい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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