Mad Catzより変形機能付きコントローラー登場。 現在予約受付中

Mad Catzは、"モバイルハイブリッドコントローラー"「L.Y.N.X. 9」の予約を開始した。特徴的なデザインの周辺機器を取扱っているMad Catzだが、今回の「L.Y.N.X. 9」はそれらに輪をかけて特徴的だ。複数のアームが飛び出した鉤爪のような外見に、ゲームハードが1台買えてしまいそうな299.99ドルの値段設定。まるで「トランスフォーマー」のような、男心をくすぐる変形機能も搭載している。

 


どんなシーンでも"真のゲーム体験"

公式サイト上では、「真のゲーム体験を味わうのに、もはやゲーミングコンソールは必要ない。本製品は、Androidやスマートデバイスで高品質のゲーミングコンテンツを楽しめる通行許可証だ」とアピールされている。Bluetoothで各デバイスに接続すれば、タッチ操作からボタンやスティック操作へと移行できる。1日中どんなシーンでも本格的なゲームプレイを楽しむことができるのだ。たとえ通勤電車の中であろうと自宅のリビングであろうと、妥協のないゲームプレイを可能にしているのが本製品独自の変形機能だ。

 

公式サイトにて紹介されている「L.Y.N.X. 9」 3つのプレイスタイル
公式サイトにて紹介されている「L.Y.N.X. 9」 3つのプレイスタイル

 

このほかにも、内蔵マイクや専用のQWERTYキーボード、そして調整用のアプリも付属している。 また、製品デザインにマッチしたクールな専用ケースも付属している。
このほかにも、内蔵マイクや専用のQWERTYキーボード、そして調整用のアプリも付属している。
また、製品デザインにマッチしたクールな専用ケースも付属している。

公式サイトでは、本製品の利用スタイルが3種類紹介されている。コントローラーの上部にスマートフォンを設置し、ゲームをプレイ。手やコントローラーに視線が行かず、ゲームに集中できる。コントローラーを左右に分離させ、タブレット用の台座に7インチのタブレットを設置する。あとは分離したコントローラーを左右に接続すれば、大画面でのゲームプレイが可能だ。さらに付属のHDMI-MHL変換ケーブル"PlayBig & Charge Pack"対応デバイスであれば、HDMIで出力した大画面でゲームをプレイすることも可能となる。具体的にどう変形するかについては、本稿最後の動画で確認していただきたい。

残念ながら詳細なサイズや重量は公式サイトに記載されていない。動画から推測するしかないが、PS4やXbox Oneコントローラーよりも一回り大きく、Wii UのGamePadよりも少し小さいかくらいといったところだろうか。日本人の手には少し大きいかもしれない。

 

「L.Y.N.X. 9」はホワイト、ブラック、レッドの3種類が現在予約中だ。出荷は2015年3月を予定している。特徴的なデバイスに強い興味のある方や、ゲーム環境について強いポリシーを持ち、本製品がそのポリシーにマッチしそうな方は要チェックの製品だ。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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