文学少女との交流作業アプリ『Chill with You : Lo-Fi Story』勢い止まらず売上15万本突破。新アプデ配信に加えて、少女との新会話や“ナニカ”の育成要素など拡張どっさりロードマップお披露目
ネストピは12月18日、『Chill with You : Lo-Fi Story』にアドベンチャーゲーム『くまのレストラン』とのコラボレーション要素を実装したことを発表。累計発売本数が15万本を突破したことも告知している。

ネストピは12月18日、『Chill with You : Lo-Fi Story』にアドベンチャーゲーム『くまのレストラン』とのコラボレーション要素を実装したことを発表した。また、本作の累計発売本数が15万本を突破したことも告知している。
『Chill with You : Lo-Fi Story』は、作業の集中に役立つツールを利用できるアプリだ。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作には、作業時間と休息時間を設定して集中力を高めるために利用するポモドーロタイマー機能や、ToDoリスト機能などの作業用ツールが搭載されている。またBGM機能もあり、さまざまな作業シチュエーションに向けたオリジナル楽曲が収録されているほか、風の音や雨の音、虫の音、レコードノイズなどの環境音を流せる機能も用意されている。

本作では、画面内の部屋にいる少女サトネとのアドベンチャーゲーム要素もあり、ツールと連携した演出があるのが特徴。タイマー終了後などには、プレイヤーと通話をしている設定で話しかけてくるため、返答を選択して会話を進めることになる。交流することで信頼関係も深まり、ゲーム内でのレベルも上昇する。レベル上昇にともなって、さまざまなカスタマイズアイテムもアンロックされるシステムだ。
コラボ相手となる『くまのレストラン』は、レストランで死者に最後の晩餐をふるまうアドベンチャーゲーム。プレイヤーは助手の「ねこ」となり、レストランのお客の生前の記憶にダイブ。彼らの最期に触れながら好物について調べ、レストランの店長の「くま」を手伝う。

そして今回のコラボでは、『Chill with You : Lo-Fi Story』側に『くまのレストラン』の主題歌「Pieces of Memory」が作業用トラックのひとつとして実装される。そのほかにも、作品に関連したコラボシナリオや特別な会話、配置できるマグカップが導入されるという。またゲーム本体のアップデートも行われ、プレイ時間と引き換えに、小物や効果音、背景などを入手できるシステムも追加された。
なおプレスリリースでは、今後のアップデート方針を示すロードマップも公開された。発表によると、2026年1月にはサトネが、作業時間経過を感じて会話するようになり、BGMや環境音、SE、小物も追加される予定。また2月には、サトネの生活が“より豊か”になり、さまざまな動作が追加されるとのこと。この更新では、プレイヤーの住む地域とサトネの部屋の時間が同期可能になり、会話やSEなども更に追加される計画だ。さらに3月には、“ナニカ”をサトネと育てる要素も導入されるという。

『Chill with You : Lo-Fi Story』は2026年11月に配信開始された作品で、12月初旬には発売から11日間で10万本を売り上げたことが報告されていた(関連記事)。つまり前回の報告から約2週間で、さらに売上本数を5万本伸ばした計算になる。Steamユーザーレビューは本項執筆時点で、約5600件に達しており、そのうちの約99%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得している(SteamDB)。年末年始にかけて、さらなる飛躍があるのか注目したい。
『Chill with You : Lo-Fi Story』は、PC(Steam)向けに配信中だ。
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