『GTA V』の世界に『GTA IV』の「リバティシティ」を降臨させるマップコンバートModが開発中、制作チームが映像を初披露

『Grand Theft Auto V』前提Mod「OpneIV」の制作チームは、『GTA V』に『GTA IV』の「リバティシティ」を登場させるマップカスタムModを開発中だと発表した。第1弾のティーザー映像が公開されており、ロスサントスの飛行場から海をまたいでリバティシティの遠景を確認することができる。

『Grand Theft Auto V』前提Mod「OpneIV」の制作チームは、『GTA V』に『GTA IV』の「リバティシティ」を登場させるマップカスタムModを開発中だと発表した。第1弾のティーザー映像が公開されており、ロスサントスの飛行場から海をまたいでリバティシティの遠景を確認することができる。

今回発表されたModは、既存のロスサントスをリバティシティに置き換えるのではなく、海をまたいでロスサントスに隣接する形でリバティシティを登場させる。またリバティシティのデータそのものを配布するのではなく、プレイヤーが所有している『GTA IV』のリバティシティのマップデータを、『GTA V』にコンバートし取り込む仕様となっているそうだ。『GTA V』内では、リバティシティのマップはシングルプレイヤー用のDLCとして認識される。

この方式を採用したことに関して開発チームは、リバティシティを配布するとファイルサイズが巨大になってしまうこと、そもそもゲームデータを二次配布することは法的に問題であることを理由として挙げている。またRockstar Gamesの方針に従って、同Modはあくまでオフラインでプレイできるものとして開発が進められている。

『GTA V』に登場するロスサントスは陽気で魅力的な町だが、それ以上にリバティシティは『GTA』シリーズにおいて重要な存在だ。初代や『GTA III』など多数の作品の舞台となっており、ロスサントスとはまた異なる風俗性や現代的な陰鬱さを持っている。「リバティシティ」のマップコンバートModの配信時期は現時点でまだ未定となっているが、続報を楽しみに待ちたい。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

Articles: 1728