Steam2人協力イライラ駐車ゲーム『Parking Together!』大型アプデでまさかの「ソロモード」実装。誰のせいにもできない

ヤネウラゲームスは12月16日、『Parking Together!』の大型無料アップデート「v1.1.0」を配信開始した。

ヤネウラゲームスは12月16日、エンガワゲームスが手がける『Parking Together!』の大型無料アップデート「v1.1.0」が配信開始されたことを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は1100円で、12月18日から2026年1月5日までは、Steamウインターセールにて、30%オフの770円となるセールが実施される。

本作は、2人プレイ協力型の高難度駐車ゲームだ。本作の目的はシンプルで、指定の場所に車をとめることを目指す。ただ本作の車はどういうわけか、障害物にぶつかる、あるいはこすっただけでも即爆発。ひとつのミスも許されない状況で、駐車しなければならない。

登場する障害物は岩や木のほか、シマウマやゾウといった動物、巨大な果物やハンバーガーまで多種多様。そうした障害物を潜り抜けるためには片方のプレイヤーが車外から車を誘導したり、障害物を移動させたりしてサポートすることも必要となる。ただし車外にいるとキャラがどんどん老化していくため、車の外に出られる時間は限られている。2人で時間を上手く分けて使いつつ、交代しながら運転しなければならない。

そしてこのたび配信されたアップデートでは、全ステージの「ソロプレイ」対応に加えて、ゲームパッドへの対応やキーバインド設定の追加など、幅広いプレイスタイルに対応するための改善が行われる。「ソロプレイ」に関しては同モード専用の調整が行われ、“1人で運転しながらもう1人分の操作もする”事態が発生しないようになっている。

これまでの『Parking Together!』では、キーボード操作で車のアクセルを調整するシステムだったが、今後はゲームパッドでのアクセル操作が可能になる。この変更は、「キーボードでアクセル踏むのはもう限界だ」というユーザーの声に応える形で実装されたそうだ。またキーバインドも自由に設定可能になったことで、アクセルとブレーキを間違えて大破するといったシチュエーションも減るという。

なお本作は、今年6月にデモ版が配信され、著名なゲーム実況者やVTuberがプレイしたことで一躍有名になった経緯がある。9月の正式リリース後も人気は継続しており、同月に開催された東京ゲームショウ2025では、人気配信者のポッキー氏が“配信者視点でプレーしたいタイトル”を選出する、「ポッキー賞」 を受賞した。今回ソロプレイが追加されたことで、ゲームを1人でプレイしたい層も本作を遊びやすくなりそうだ。

『Parking Together!』はPC(Steam)向けに発売中。価格は1100円で、12月18日から2026年1月5日までは、30%オフの770円となるセールも実施される。

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Satofumi Inoue
Satofumi Inoue

大作洋ゲーから、インディーゲーム、VR系まで幅広く遊ぶ雑食派。いろいろ遊びすぎて一つのタイトルに使える時間が減り気味なのが悩み

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