『ホロウナイト』無料アプデ決定、来年配信へ。グラフィック強化でぬるぬるなNintendo Switch 2版も出る
Team Cherryは12月16日、メトロイドヴァニア・アクションゲーム『Hollow Knight(ホロウナイト)』向けのアップデートを2026年に配信すると発表した。

デベロッパーのTeam Cherryは12月16日、メトロイドヴァニア・アクションゲーム『Hollow Knight(ホロウナイト)』向けのアップデートを2026年に配信すると発表した。本作は、PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。
また、本作のNintendo Switch 2版の2026年内の発売も決定した。Nintendo Switch版ユーザーは、無料で「Nintendo Switch 2 Edition」へアップグレード可能とのこと。なお国内では続編『Hollow Knight: Silksong』においてNintendo Switch 2 Editionへのアップグレードに税込100円を要するため、『Hollow Knight』でも同様になるかもしれない。

『Hollow Knight』は、メトロイドヴァニアスタイルの2Dアクション・アドベンチャーゲームだ。かわいくも奇妙なムシのキャラクターたちが暮らす、滅びゆく地下王国ハロウネストを舞台に、その王国の中枢に秘められた太古の秘密を解き明かすため冒険する。主人公は鋭い釘を剣として敵と戦い、道中で新たなスキルを獲得しながら探索を進めていく。
本作は、PC向けに2017年にリリースされ、その後コンソール版も発売。美しいビジュアルやユニークな世界観、そして高難度のゲームプレイを特徴とし、Steamのユーザーレビューにて本稿執筆時点で約45万件のうち97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得するなど、非常に高く評価されている。

現在開発元のTeam Cherryは、本作のNintendo Switch 2版に向けたアップグレード開発に取り組んでおり、同バージョンの発売に向けた準備として、ほかのすべてのプラットフォーム向けの無料アップデートも手がけているという。Nintendo Switch 2版でのアップグレードに関しては、Nintendo Switch版と比較してより高解像度で描画され、ビジュアルエフェクトは多数追加。また、より高いフレームレートで動作するモードも追加されるそうだ。
既存バージョン向けの無料アップデートにおいては、いくつかの要素の追加やバグ修正がおこなわれる予定。本日12月16日よりPC(Steam/GOG.com)版にてベータテストが開始されており、内容としてはディザリングエフェクトの追加およびカラーバンディングを減少させるための同エフェクト用オプションの追加、Unity Input System導入による広範なコントローラーのサポートなどが実施される。また、インベントリ画面を開くとゲームが一時停止するようになり、マップ画面はよりスムーズに動かせるようになるそうだ。
このほかにも、一部エリアにおけるバグ修正やビジュアルの調整なども実施。さらに、21:9および16:10画面のサポートが追加される。16:10はSteam Deckなどに採用されている画面比率だ。アップデートのベータ版の詳細はパッチノートを確認してほしい。

『Hollow Knight(ホロウナイト)』は、 PC(Steam/Microsoft Store/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに発売中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。そしてNintendo Switch 2版および無料アップデートは2026年内に配信予定だ。
なお今回、本作の続編である『Hollow Knight: Silksong』向けには、無料DLC「Sea of Sorrow」が発表されている。こちらも2026年配信予定とのことだ(関連記事)。
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