『ダブルドラゴン』オリジナルスタッフが手がける『ダブルドラゴン Ⅳ』発表。PS4/Steamで2017年1月発売へ
アークシステムワークス株式会社は12月26日、『ダブルドラゴン Ⅳ』をPlayStation 4とSteam向けに発表した。発売日はPlayStation 4版が2017年1月30日で、Steam版は1月31日。価格は800円(税込)。
『ダブルドラゴン』シリーズは、1987年にアーケード向けに最初の作品『ダブルドラゴン』が発売されたベルトスクロール・アクションゲームだ。「双截拳」の使い手であるビリー・リーとジミー・リー兄弟が、誘拐されたビリーの恋人マリアンのために闘う。本シリーズは移植やスピンオフを含めさまざま発売されており、今回発表された『ダブルドラゴン Ⅳ』はそのナンバリング最新作となる(海外では1994年に『Double Dragon V: The Shadow Falls』が発売されているが、“IV”は存在しなかった)。
直近のシリーズタイトルとしては2013年発売の『ダブルドラゴン ネオン』があり、それは現代の作品らしく3Dグラフィックを駆使した2.5Dタイプのゲームだった。しかし『ダブルドラゴン Ⅳ』は、80年代のシリーズ初期を彷彿させるドット絵の2Dグラフィックで描かれる。そのストーリーは1989年に発売されたシリーズ2作目『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』でのシャドーウォリアーズ壊滅後からスタートし、その舞台は日本に移される。
本作では、初代『ダブルドラゴン』から本シリーズに携わっていた岸本良久氏(企画)、緒方孝治氏(デザイナー)、山根一央氏(作曲家)らオリジナルスタッフがふたたび集結して開発を手がけているという。ゲームモードなどの詳細はまだ公開されていないが、さまざまな新要素を搭載しており、すべてのモードで2人同時プレイが可能だそうだ。なお、オンラインプレイには対応しない。
今年11月には中国のデベロッパーがアークシステムワークス公認をうたって『ダブルドラゴンII ザ・リベンジ』の3Dリメイクタイトルを発表しては取り下げるという不穏な動きも見られた『ダブルドラゴン』シリーズだが、ついにオリジナルスタッフの手による正統な続編が登場することになった。