最大4人協力ダンジョン探索ゲーム『Vision Quench / ビジョンクエンチ』発表。“伝説の懸賞コード”を求め、怪異と狂気が渦巻く迷宮の頂上を目指す

Pocketpair Publishingは11月23日、WizMUDが手がける『Vision Quench / ビジョンクエンチ』を発表した。本作はダンジョンに潜りお宝を回収して生還することを目指す、マルチプレイゲームだ。

Pocketpair Publishingは11月23日、WizMUDが手がける協力型ダンジョン探索ゲーム『Vision Quench / ビジョンクエンチ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年配信予定。

本作は、ダンジョンに潜り、お宝を回収して生還することを目指すゲームだ。最大4人でのオンライン協力プレイに対応。ストアページの表記によると、マルチプレイ専用ゲームとなるようだ。

『Vision Quench / ビジョンクエンチ』の舞台となるのは、とある超巨大企業の地下深くに広がるメガダンジョンだ。そこに存在するグリーンタワーの頂上には、かつて同企業がキャンペーンでばら撒き、熱狂のあまり禁止されたという伝説の懸賞コードが眠っているという。プレイヤーは、その懸賞に応募するべくグリーンタワーへ向かい、コードを回収して生きて地上へ戻ることを目指す。

グリーンタワーの構造はプレイするたびに変化する。道中には、周囲を照らす松明のほか、銃器やモーニングスターなどの武器、また回復用の絆創膏や炭酸飲料などのアイテムが存在。プレイヤーのひとりはバックパックを運び、入手したアイテムはそこに放り込んで管理する。荷物持ち担当のプレイヤーは動きが鈍くなる模様で、身軽な仲間が守ってあげることが大事だという。最悪バックパックだけでも守り抜くべし、とのこと。

ダンジョン内ではさまざまな敵が待ち受けており、トレイラーでは巨大なネズミや異形の怪物などが確認できる。ルールに従わない者を強制的にシャットアウトさせる“実体なき存在”もいるという。また、懸賞コードがある頂上にたどり着くには、罠をくぐり抜け、謎解きもこなさなければならないようだ。

命を落としたプレイヤーはソフビ人形へと姿を変え、ほかの仲間が拾い上げることができる。また、病気になると周囲にも感染するため、仲間の状態にはよく気を配る必要があるという。このほか、“呪われし商品”を集めて儀式を執りおこなったり、特殊な力への渇望を満たしたりといった要素も存在するとのこと。

本作の開発元WizMUDは、これまでSNS上で本作の開発状況を報告し、ダークファンタジー要素のある独特なアートスタイルとユーモア、そしてカオスな物理演算要素などが注目を集めてきた。そして今回、『パルワールド』などで知られるポケットペアのパブリッシングレーベルPocketpair Publishingから販売されることが決定し、正式発表された格好だ。本作は「隠された真実」をテーマにした作品とのことで、謎深い世界観も特徴となる模様である。

『Vision Quench / ビジョンクエンチ』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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