古民家田舎スローライフ『にほんの田舎ぐらし』Steam/Nintendo Switch版発表。四季を巡る“ボリューム100時間超”の自給自足生活

ジー・モードは11月21日、スローライフシミュレーションゲーム『にほんの田舎ぐらし』のPC(Steam)/Nintendo Switch版を発表した。

ジー・モードは11月21日、合同会社ゲームスタートが手がけるスローライフシミュレーションゲーム『にほんの田舎ぐらし』のPC(Steam)/Nintendo Switch版を発表した。配信時期については今後案内される。

本作は、日本の田舎ならではの生活を体験することができる、ドット絵ビジュアルのスローライフゲームだ。Apple Arcade向けに先行してリリースされており、このたびジー・モードが販売元となり、さらなるプラットフォームで展開されることとなった。

『にほんの田舎ぐらし』にてプレイヤーは、とある村に移住してきた主人公となり、古民家で田舎暮らしをする。家屋や庭は最初は荒れた状態のため、まずは綺麗にして、そして庭に畑を作って作物を育てて自給自足をするのだ。植物を育てたり、資材を収集・生産したりすることで、主人公の暮らす古民家が徐々に充実していく仕組みで、ミッションをこなしながらゲームを進めることになる。

古民家の外にも、渓流で魚釣りに興じたり、昆虫を採集してコレクションしたり、あるいは出会った野生動物の写真を撮ったりといったアクティビティが用意されている。また、村にはたくさんの村人が暮らしており、何か困っている人を助けてあげたり、ミッションをクリアしたりすることで、アクセスできるエリアが広がっていく。

このほか、村では時間の流れに加え、季節の移り変わりも表現される。その中で、たとえば春には花見をし、夏は夏祭りに行き、秋なら焼き芋を食べてお彼岸のお墓参りをする。また、雪の降る冬には除夜の鐘が鳴り響き、元旦になると神社に初詣に行くといったかたちで、季節ごとに日本ならではのイベントを楽しめる。本作は、100時間以上プレイできるボリュームがあるそうだ。

本作の開発元ゲームスタートは、『柴犬のクレープ屋さん』や『作ろう!ミニチュア牧場』『ミニチュア無人島サバイバル』といった人気ゲームを手がけてきたスタジオだ。先述したように、本作『にほんの田舎ぐらし』はサブスクリプションサービスApple Arcade向けに先行してリリース。これまでに、日本や米国のApp Storeでランキング1位に輝くなど非常に高い評価を獲得している。当時から同スタジオは、販売元が見つかればさらなるプラットフォームでもリリースしたいとインタビューなどで言及しており、このたびジー・モードとタッグを組み実現した格好だ。

『にほんの田舎ぐらし』のPC(Steam)/Nintendo Switch版は現在開発中。配信時期については今後発表される。また、Apple Arcade版は現在配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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