電車を猫まみれにする放置系ゲーム『ネコの車掌さん』発表。“乗客ネコ”の好みにあわせて車内をカスタマイズ、ついでになでたり餌をあげたり

フライハイワークスは11月7日、放置型ゲーム『ネコの車掌さん』を発表。本作はデスクトップ画面の下部分でネコちゃんだらけの電車を走らせる作品だ。

フライハイワークスは11月7日、Sunny Syrup StudioとSecret Characterが共同開発する放置型ゲーム『ネコの車掌さん』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。ゲーム内は日本語表示に対応する。

本作は、ネコちゃんだらけの電車を走らせ、乗客をもてなしたり車内を飾りつけたりする作品だ。PCのデスクトップ画面の下部分にだけゲーム画面が表示され、ほかの作業をしながら楽しむことができる。

『ネコの車掌さん』にてプレイヤーはネコの車掌となり、駅から駅へと電車を走らせて、ネコのお客を乗せていく。車内は、家具や装飾品などを配置して自由にカスタマイズ可能。数百種類ものアイテムが用意されるとのことだ。現時点で詳しいシステムは不明だが、お客のネコを乗せてもてなす中で、そうしたアイテムを入手できるお金を稼ぐことができるのだろう。

乗客には、ふかふかのクッションを好むネコもいれば、爪研ぎがあると喜ぶもの、あるいはシンプルにダンボールが一番お気に入りだというネコも存在。お客に満足してもらえるように、車内の環境を整えるのがプレイヤーの仕事だ。一方で、そうした環境にあわせて乗車してくるネコもいるという。レアな猫に遭遇することもあるとのことで、特定の種類のネコを狙って装飾などをカスタマイズすることも、楽しみのひとつになるかもしれない。

車両の装飾以外に、訪れる駅によっても乗車してくるネコの種類が変わるという。なお、公開されたトレイラーから察するに、車内のカスタマイズは駅で停車中におこなうかたちになる模様。メニュー画面からは、車両の追加やデザインの変更などもおこなえることがうかがえる。また路線にかかわるアイコンも確認でき、ルートを選んでさまざまな駅を訪れることになりそうだ。

このほか、乗車したネコのお客との交流も、車掌であるプレイヤーの大事な仕事となる。優しく撫でてあげてリラックスしてもらったり、美味しいエサを与えて仲を深めたり、あるいは愛らしい姿を写真に収めてコレクションしたりといったことが可能。ネコの乗客たちの面倒をよくみてあげることで、絆を深めることができる。

本作を手がけるSunny Syrup Studioは、PCのデスクトップ画面下だけでプレイできる放置型カフェ経営ゲーム『月曜が来ないカフェ』の開発元で、一方のSecret Characterは、ネコの島でネコの写真をたくさん撮って集めるアドベンチャーゲーム『ミキとネコの島 -Neko Odyssey-』などで知られる。両作品ともに高い評価を獲得しており、本作『ネコの車掌さん』は、各スタジオの得意分野を組み合わせ作品として開発されているようだ。

『ネコの車掌さん』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 7610