筋肉美シューティング『超兄貴COLLECTION』Steam版発表。伝説の名作『超兄貴』と『愛・超兄貴』の移植版セット、近日配信へ

エディアは11月4日、『超兄貴COLLECTION』のPC(Steam)版を発表。本作はNintendo Switch版がすでに登場しているが、ファンの要望に応え、Steam版も登場するかたちだ。

エディアは11月4日、『超兄貴COLLECTION』のPC(Steam)版を発表した。近日配信予定で、価格は7480円(税込)。

本作は、かつてメサイヤが手がけたシューティングゲーム『超兄貴』と続編『愛・超兄貴』の移植版をセットにした作品だ。クラウドファンディングを経て昨年発売されたNintendo Switch版は大ヒットを記録したそうで、ファンの要望に応えてPC向けにも展開される運びとなった。

『超兄貴』は、1992年12月にPCエンジン向けに発売されたシューティングゲームだ。「筋肉こそ最高の美徳」とする、大銀河ボディビルコンテスト10連覇のビルダー星帝王が、母星のプロテインが底をつき始めていたことで、近隣の惑星に無差別進攻しプロテイン採掘プラントの建設に着手。それに危機感を覚えた天界のイダテンとベンテンが、平和を守るために出撃する。

本作にてプレイヤーはイダテンとベンテンのどちらかを選択し、また“心強い肉体派オプション”であるアドンとサムソンを伴い、全5ステージを戦う。敵のビルダー軍に対しては通常ショットのほか、“男の一撃”であるメンズビームを使用可能。敵を倒すと出現するプロテインを摂取することで攻撃力がアップする。

『愛・超兄貴』は、1995年2月にPCエンジン向けに発売されたシューティングゲーム。前作での戦いから2年後、銀河は平和を取り戻したものの、ビルダー星系にふたたび不穏な動きが表れ、イダテンが単身調査に向かう。そして彼の消息が絶たれてしまったことで、ベンテンはイダテンの捜索とビルダー星系の異変を探るため、アドンとサムソンを差し向ける。

本作ではアドンとサムソンを自機として、全4ステージを戦う。シューティングゲームの続編ながら、メンズビームこそ健在であるものの基本的に“弾を撃たない”ゲームプレイが特徴だ。プレイヤーはコマンド入力によって、鍛え抜かれた肉体から放たれるポージングを駆使して敵に立ち向かう。さまざまな技が収録され、またベンテンが運ぶアイテムでのパワーアップ要素も存在する。

*Nintendo Switch版のトレイラー

本作には、PCエンジン版の『超兄貴』と『愛・超兄貴』が完全移植されてまとめて収録。リリース当時のオリジナル版の雰囲気や手触りをそのまま再現しつつ、サウンドモードやビジュアルモード、巻き戻し機能などの追加要素が盛り込まれている。またSteam実績に対応し、各タイトルに実績が追加される。

『超兄貴COLLECTION』のPC(Steam)版は近日配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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