カルト的人気・陰鬱サバイバルホラー続編『Darkwood 2』発表。旧ソ連領の腐りゆく森と砂漠で、無法地帯廃墟めぐり

Hooded Horseは10月29日、サバイバルホラーゲーム『Darkwood 2』を発表した。高い評価を得た『Darkwood』の続編だ。

パブリッシャーのHooded Horseは10月29日、サバイバルホラーゲーム『Darkwood 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)で、PC Game Pass向けにも提供される。配信時期は未定。

本作は、2017年にリリースされ高い評価を得た『Darkwood』の続編だ。ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『Darkwood 2』の舞台となるのは、ソビエト連邦の崩壊後、人類の自然破壊によって枯れ果て砂漠と化したアラル海の海辺だ。この土地では異常現象が発生するようになり、あらゆるものを飲み込む不気味な森が出現。森による腐敗が広がり、地元の人々がその侵食を食い止めようとしている中で、プレイヤーはサバイバルをおこなう。

本作のマップには、不毛の砂漠や深い沼地などの環境が存在し、各地に廃村や廃墟と化した石油掘削装置、発電所、崩壊寸前の工場、秘密の生物研究所などが佇む。また、略奪者や元兵士などの敵対的な集団も活動し、恐怖によって住民たちを支配しているという。

プレイヤーは、昼間はそうしたエリアを探索し、資源を集めることになる。その資源をもとに武器などのアイテムをクラフトするのだ。ただし、本作にはクエストマーカーなど道しるべとなるものは用意されないため、進むべき道を見つけるためには知恵を絞らなければならない。

そして夜になると、辺りはさらに危険な世界へと変貌。恐ろしいモンスターも現れるという。そのため、休息の場となるシェルターを確保し、罠やバリケードを設置して朝まで過ごすことになる。また、人間性が失われつつあるこの世界ではさまざまな人物との出会いもあり、プレイヤーが下す決断によって物語は変化していくとのこと。

前作『Darkwood』は、Steamのユーザーレビューにて本稿執筆時点で約2万のうち95%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。リソース管理や戦略的なサバイバル要素などが非常に高く評価された。その続編である本作は、前作の数年後の出来事が描かれるが、物語や登場人物などに直接のつながりはないため、前作を未プレイでも楽しめるそうだ。なお本作の開発は、前作を手がけたAcid Wizard Studioの協力のもと、ホラーRPG『Pathologic』シリーズの開発元として知られるIce-Pick Lodgeが担当している。

『Darkwood 2』は、PC(Steam/Microsoft Store)向けに開発中。PC Game Pass向けにも提供される。配信時期は未定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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