『スーパーマリオラン』から『ポケットモンスター サン・ムーン』まで、各ライターが今週遊んだゲーム書きちらし
Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて書きちらします。なんだかんだで60回目をむかえました。
明日12月19日は、年内最後のIchiPixelが開催されます。平日の夜ということもあって参加しにくいかもしれませんが、食事も用意されるようですので、お近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
古い人間に新しいマリオ
話題の『Super Mario Run』が配信されていたので少しプレイ。個人的にマリオをプレイするのはかなり久しぶり。ファミコン~スーパーファミコンあたりのマリオは当時かなりプレイしていたので、本作をプレイして懐かしさを感じるのかなと思っていましたが、意外にそうでもなく。ゲームプレイの感覚が似て非なるものという印象が強かったからかもしれません。
プレイする前は『レイマン オリジン』のモバイル版『レイマン ジャングル ラン』をイメージしていました。こちらも同じくオートで走るように変更されていて、当初は違和感がありましたが、ゲームデザインとしてノーミスで走ればコンソール版と同じ体験になるということから、逆に爽快感につながっていました。ですが本作は単純に別物ですね。
古い人間にとってはマリオのようでマリオでない、でも遊んでみるとやっぱりマリオ。「片手であそぶ、新しいマリオ」でしたっけ。なるほど。
by Taijiro Yamanaka
ダイアルアップ通信の音はぎりぎり知ってる世代です
『Digital:A Love Story』は80年代から90年代前半にかけて、「パーソナルコンピュータ」が世に出始めた当時の雰囲気を再現しているADV。BBSで出会った女の子がどうやらピンチらしい。で、その子を助けるために地元のBBSで長距離電話のプリペイドカードのコードを手に入れて、市外のBBSにダイアルアップ接続して情報を集める。アングラなBBSでウイルスを仕込まれたり、政府のアーカイブに潜入したりする。ノベルゲーム風『Hacknet』という感じ。私がはじめてパソコンに触ったのは2000年ごろだから、まだダイアルアップ通信が残っていて、その音は生で聞いたことがある。電話のプッシュ音が聞こえ、あの独特なノイズのあと、スクリーンにはセクシーなお姉さんの姿が写っていた(ワ~オ!)。日本語もあってストーリーもかなり面白いので、おすすめです。
by Syohei Fujita
貧乏人のポーカーゲーム
IR推進法案が可決されたとはいえ、カジノが解禁されるのはまだ先。それに施設が建てられても元手となるお金がなければ遊べません。万年金欠な筆者には賭博にならないF2Pのオンラインポーカーが丁度良いのです。そんなわけで軽い気持ちで始めた『Prominence Poker』を止められずにいます。オーソドックス極まりないポーカーゲームなのですが、3Dアバターが存在するだけで読み合いの幅がこうも広まるとは。ボイスチャットがあれば尚更です。長期戦にもなれば相手の人となりも見えてくる不思議。さすがにF2Pのゲームで一つのマッチを何時間も続けたがる人は少ないので、持久戦に持ち込めば判断が雑になる瞬間が必ずや訪れます。筆者はポーカー自体のスキルがないので、そういったネチネチとした戦法に頼っております。それはそうと、ブラフに成功したときの快感というのは、FPSで裏取りに成功したときの感覚に近いですね。病みつきになるのも分かる気がします。
by Ryuki Ishii
Uplayのゴースト
『Trials Fusion』をプレイする理由の8割ぐらいは、オープニングの「Welcome to the future!」というBGMを聞くためです。Steamオータムセールで『Trials Fusion』のシーズンパスを購入したので、掘り返してプレイしております。一度すべてのコースをクリアしたのですが、Uplayのクラウド同期失敗によってセーブデータが消え去ったので、またいちからのプレイです。セーブデータの同期には失敗したわりに、ステージのゴーストデータはきれいに残っているので、過去の自分に悠々と追い抜かれる屈辱を味わいながらプレイすることを強いられています。悲しい。
しかし『Trials Fusion』はコースエディット機能のおかげで2016年になっても楽しめるのが嬉しいです。こちらの画像のように、シーズンに合わせてユーザーが投稿したコースがプレイできます。え?このコースが昨年のクリスマスシーズンに作られたかもしれないって?いいんですよ、細かいことは。
by Minoru Umise
年末にして最強の「こんなん卑怯じゃね?」
まあとにかく毎日『Battlefield 1』ですよ。オペレーションでなおかつ攻撃専。味方大隊の芋に「MAG知らんかー?」「MAGならTKだぜ」と(心の中で)言いながら突撃してると日々のストレスとかなにそれって感じで毎日楽しいです。ただ、最近『Overwatch』のクリスマスがはじまった話を聞いて流石にちょっとご無沙汰しているなと舞い戻り、メイちゃんの雪合戦モードなどという優しい世界で遊んでると、いかに普段荒んだ殺傷を繰り返しているか痛いほどに自覚させられて深く反省しました。新しいスキンやエモートもクリスマス色満載の可愛らしさでなんだか幸せな気分になりました。今年もありがとう『Overwatch』来年もよろしく!GOTYおめでとう!ってところでこのゼニヤッタさんのスキン「流石に卑怯でしょ?」と、いう訳でどう考えても笑わせにきてるこのスキンを入手し、僕らは不毛な戦場に「MAGしらんかー?」勢として帰っていくのでした。
by Nobuhiko Nakanishi
1等 でかいきんのたま が当たりました!
『ポケットモンスター サン・ムーン』をプレイしていると瘉されます。毎年この季節になると憂鬱さが増して意味もなく涙が出てくることもしばしば。肉体と性別の概念を超越した外性器による集団肛門性交で現実逃避するのもいいけれど、ポケモンマスターを目指して童心に帰ると心が落ち着くもの。ちなみに私はムーンよりサン派です。衛星より恒星の方が強いからです。質量的な意味で。
最近フェスサークルで1日1回遊べるくじ引きで1等賞のでかいきんのたまが当たりました。とってもラッキー。ポケモンはガオガエンとペルシアンとピカチュウとエンニュートとゴルダックとバンバドロを育てています。ポケリフレでポケ豆を食べさせたりイチャイチャしたりするのが大好きなのですが、直立二足歩行できるポケモンはだいたい股間をなでなでしてあげると喜んでくれることを発見しました。ところで毎回自分だけ堅苦しい文章だったので今回からゆるふわな感じで書きます。
by Ritsuko Kawai