高難度“反撃オンリー”アクション『メメメメ』発表。武器なしで化け物に立ち向かう、ボス戦特化ゲーム

インディー開発者のもどき氏は10月26日、シューティングアクションゲーム『メメメメ』を発表した。

インディー開発者のもどき氏は10月26日、シューティングアクションゲーム『メメメメ』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、配信時期は未定。

本作は、ボス戦に特化した2Dアクションゲームだ。主人公から敵に攻撃を仕掛けることはできず、敵が撃った弾を利用するゲームプレイが特徴となる。

『メメメメ』の舞台となるのは、とある廃校だ。特殊な力を持つ主人公とその相棒は、行方不明の少女を救出するよう依頼を受けてその廃校へと向かうも、そこには化け物が存在。校舎内に閉じ込められてしまった主人公たちは、すべての化け物を倒して、“青春に囚われた少女”を救出することを目指す。

本作では、校舎内の探索とボス戦を交互に繰り返すかたちで進行する。探索といっても複雑な要素はなく、また道中にザコ敵が出現することもないとのことで、あくまでボス戦がメインとなる。ボスには、文房具やボール、楽器、人体模型など、学校をモチーフにした強敵たちが登場するという。

主人公は武器を持っておらず、ボスに対し自分から攻撃を仕掛けることはできない。ただし、ボスが撃ってくる青い弾をキャッチし、それを撃ち返すことが可能。この能力を使ってボスにダメージを与えていくのだ。なお、ボスは同時に赤い弾も撃ち、こちらはキャッチできないため上手く避けなければならない。

ボスの種類によって、青色と赤色の弾を撃つスタイルはさまざまに変化。さらに、弾とは別に強力な攻撃を繰り出してくる。そうした攻撃は、位置や範囲が発動直前に示されるため、安全な場所に素早く退避することになるだろう。弾と組み合わせて攻撃してくることもある模様。またボスには、体力減少によって段階的に形態変化し強化する要素もあるそうで、歯ごたえあるバトルになることがうかがえる。

本作は、開発者のもどき氏が個人で制作しているとのこと。同氏は、今年9月にXアカウントを開設し、本作の開発の進捗状況を投稿している。本職はプログラマーだそうだが、本作のドット絵ビジュアルも同氏自ら手がけており、手描き感を残した作風が特徴的。Xへの投稿では、そうした作業における工夫なども綴られている。

『メメメメ』は、PC(Steam)向けに開発中。配信時期は未定だ。なおもどき氏によると、11月にはテスト版の配信を予定しているそうだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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