終末世界・微生物あつめ放置系ゲーム『終末ミジンコラボラトリー』発表。PCデスクトップ画面の片隅で、まったり研究サンプル収集

フライハイワークスは10月23日、SKIPMOREが手がける『終末ミジンコラボラトリー』を発表した。本作は放置系デスクトップアプリとして、微生物などを収集するゲームだ。

フライハイワークスは10月23日、SKIPMOREが手がける放置系デスクトップアプリ『終末ミジンコラボラトリー』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年配信予定。

本作は、終末世界で働く主人公を見守り、時に手助けをする放置系ゲームだ。サイズや位置を自由に調整できる小さなゲーム画面が採用され、PCのデスクトップの片隅に配置して、ほかの作業をしながら楽しめる。

『終末ミジンコラボラトリー』の舞台となるのは、人類絶滅後の世界だ。主人公のリースは、そんな終末世界にて「微生物のサンプルを集める」という仕事をしている。何か秘密があるという彼女は研究者のようで、画面内には研究施設が存在し、その前にある濁った海で微生物を集めることになる。

海にはミジンコなどさまざまな微生物が存在し、プレイヤーがクリックするとサンプルとして回収できる模様。一方リースは釣り糸を垂らし、流れてきたガラクタをサルベージして換金する。そのお金で設備をアップグレードできるとのこと。アップグレード項目のひとつに彼女の釣竿があるため、強化するとより価値の高いガラクタをサルベージできるようになるのかもしれない。

アップグレード項目はほかに2つ確認でき、いずれも研究施設の側に配置する装置のようだ。現時点では、それぞれどういった役割があるのか詳細は不明だが、片方の装置からは緑色の粒が海に投下されている。微生物を集める餌の可能性がありそうだ。もう片方の装置は、微生物から放出された光る玉を吸い込んでいる。ストアページでは、設備をアップグレードすれば自動化も可能と説明されていることから、自動でサンプル回収してくれる装置かもしれない。

微生物のサンプルを集めていくことで、研究レベルが上昇し、またさまざまな微生物が集まってくる。なお、研究レベルはプレイ中の指標として存在しているだけで、本作には特に決まった目標はないとのこと。クリアやエンディングもなく、微生物の図鑑がすべて埋まった際に、ちょっとしたイベントが1つ発生するだけだそうだ。のんびりマイペースに楽しめるゲームということだろう。

本作の開発元SKIPMOREは、アクションゲーム『神巫女 -カミコ-』やスローライフRPG『ピコンティア』、SFメトロイドヴァニアアクションゲーム『トランシルビィ』、謎解きアクションRPG『フェアルーン』シリーズなどで知られる国内インディースタジオだ。色鮮やかでかわいいドット絵ビジュアルでの制作を得意とし、本作にも採用されている。

『終末ミジンコラボラトリー』は、PC(Steam)向けに2026年配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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