基本プレイ無料PvEvP脱出シューター『Rules of Engagement: The Grey State』発表。“すべてのホラーが交差する”異界を探索、遺物を奪い合い脱出目指す
Grey State Studioは10月15日、戦術RPGシューター『Rules of Engagement: The Grey State』を発表。本作は超自然ホラー要素を含む、PvPvE形式の脱出シューターだ。

デベロッパーのGrey State Studioは10月15日、戦術RPGシューター『Rules of Engagement: The Grey State』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、基本プレイ無料にて2026年配信予定。
本作は、タクティカルシューターの戦略性とRPGの奥深い育成要素、そして超自然ホラーの要素を組み合わせた作品だという。日本向けにも発表されており、ゲーム内は日本語表示に対応するようだ。

『Rules of Engagement: The Grey State』にてプレイヤーは、ストライダーと呼ばれるエリート傭兵の一員となり、未知の異次元空間である灰域(The Grey State)の探索任務に挑む。そこには、古典的モンスターや都市伝説、ネット発の怪異など、あらゆる恐怖の原型が混在。“すべてのホラーが交差する”危険な世界である一方で、莫大な利益となるアーティファクトが眠っているという。
本作はPvEvP形式が採用され、プレイヤーはソロあるいは最大3人チームで参加する。プレイヤーキャラクターには、盾とスレッジハンマーを装備するSledge、火炎放射器と毒ガスを操るPyro、光学迷彩を駆使できるPhantomという3種類のクラスが発表済み。今後実施されるアルファテストでは、もう1種類追加されるそうだ。各クラスは独自の戦術スタイルを備えるほか、スキルツリー形式での強化が可能となっている。


本作では、全プレイヤーが最低限の装備のみで戦場へと降下し、ほかのプレイヤーや凶暴な異形のモンスターと戦いながら、新たな装備を獲得していく。武器には、多種多様な銃器が存在するようだ。トレイラーでは、不気味なモンスターと激しい戦いを繰り広げており、またさまざまなガジェットを駆使して対抗する様子も確認できる。
本作は脱出シューターでもあり、終盤のカウントダウンの開始後には2種類の脱出方法が用意される。ひとつは安全な個人用の脱出ポイントで、戦利品を確実に持ち帰ることが可能。そしてもうひとつはヘリによる脱出だ。希少なアーティファクトを手に入れるには後者を選んで戦場にとどまる必要があるが、やってきたヘリに搭乗できるのは限られた人数のみ。脱出をかけたプレイヤー間の戦いや駆け引きが生まれることだろう。
本作の開発元Grey State Studioは、Tencent Games傘下の中国・上海に拠点を置くスタジオだ。かつてはAurora Studioと呼ばれており、『Ring of Elysium』や『Moonlight Blade』といった作品を手がけたことで知られる。本作『Rules of Engagement: The Grey State』では、これまでのシューターの常識にとらわれず、戦略性と緊張感を併せ持つ新しいゲーム体験を追求しているとのこと。また、基本プレイ無料モデルを採用したことに関しては、外見のカスタマイズ要素のみを収益源とし、課金によって勝利を得られることはないと明言している。
『Rules of Engagement: The Grey State』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに基本プレイ無料にて2026年配信予定だ。