資源採掘×タワーディフェンス『The Spotter: Dig or Die』発表。昼は穴掘り、夜はクリーチャーをしばく多忙防衛生活

Puppyroar Gamesは、『The Spotter: Dig or Die』を発表。本作は資源採掘とタワーディフェンスのサイクルを繰り返すゲームだ。

デベロッパーのPuppyroar Gamesは、『The Spotter: Dig or Die』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお、ストアページ表記にによると日本語表示に対応する予定だ。

『The Spotter: Dig or Die』は、一人称視点のタワーディフェンスゲームだ。舞台はネバダ州の「Las Veganos」。かつてのアメリカの繁栄は見る影もなく、ポストアポカリプスの世界観だ。プレイヤーはスポッターとして、廃墟から溢れ出す「変異体」の群れを食い止めつつ、大統領からの特別なメッセージを待つこととなる。

本作の特徴は「採掘」と「拠点防衛」の2点。ゲームパートは昼と夜に分かれており、昼は地下の採掘、夜は拠点防衛をしなければならない。

採掘パートでは拠点であるガソリンスタンドの地下を採掘することによって、資源やアイテムを入手できる。基本的には掘れば掘るほど有利になるシステムだが、夜には変異体が襲ってくるため、いつまでも採掘を行っているわけにはいかない。

最初はスコップしか使用できないが、ドリルやダイナマイトを使用することで、より効率的に採掘も可能となる。そして手に入れた資源によって、ガジェットや拠点をアップグレードし、夜の防衛に備えるのだ。そのほか、ガジェットには車なども存在。車を自分好みにカスタムし、夜の拠点防衛に役立てることもできる。

そして夜の拠点防衛パートでは、クリーチャーである変異体や、ドローンなどが大挙して拠点を襲ってくる。これらを先ほど強化したガトリングガンやレーザーキャノン、ロケットランチャーなどで迎え撃つのだ。拠点には耐久度が存在し、夜明けまで変異体の攻撃に耐えなければならない。もちろん壁や罠も設置可能で、事前に戦況を見極めておくのが重要になるかもしれない。

さらに、本作にはローグライク要素も登場。地下に埋まっている秘密の施設をアンロックすることで、ユニークなアーティファクトを入手できる。これによって設備やガジェットに強力な能力を付与することができ、攻略がより容易になるだろう。

開発元であるPuppyroar Gamesは、Steamでは本作が初のリリース作となる。本作は採掘をしていくサンドボックスゲーム『Keep Digging』のような強化システムを軸にしつつ、拠点防衛という大きな目的やローグライク要素があることで、よりリプレイ性が高まっている様子。さらにトレイラー中ではちょっとしたお下品要素やアメリカに対するブラックジョークを入れ込んでいることから、なかなかユーモラスな作品になりそうだ。続報に期待したいところである。

『The Spotter: Dig or Die』はPC(Steam)向けに配信予定。なお、ストアページ表記によると日本語表示に対応する予定だ。

Haru Takitoh
Haru Takitoh

アクションゲームとゲーム音楽が好きです。一番好きなゲームは『アーマード・コア6』、衝撃を受けたゲーム音楽は『サルゲッチュ』。

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