Xbox 360『Shadowrun』『Space Ark』『Shotest Shogi』が新たに後方互換機能対応、Xbox One上でプレイ可能に
マイクロソフトは12月9日、Xbox 360タイトル『Shadowrun』『Space Ark』『Shotest Shogi』が新たに後方互換機能対応したとして、Xbox One上でプレイ可能になったと発表した。
『Shadowrun』は、マイクロソフト傘下のFASA Studioが開発し2007年に発売したFPSタイトルで、同名のテーブルトークRPGの「古代の魔法が蘇った近未来SF世界」という世界観を元に制作されている。ちなみに、開発元のFASA Studioは本作を最後に解散している。2031年のブラジルを舞台に、古代遺跡から発掘された遺物をめぐってヒューマン・エルフ・トロール・ドワーフの4つの種族が、銃器・魔法・テクノロジーを駆使して争う。
本作にはストーリーモードは存在せず、オンライン対戦に特化した作りになっている。最大16人(8対8)での対戦に対応し、同時発売されたWindows Vista版とのクロスプラットフォーム対戦も可能だった。対戦マップは9種類用意され、対戦人数によって自動的にエリアが狭くなるマップも用意される。プレイヤーはRNAとリネージの2つの勢力に分かれて、デスマッチやアーティファクトの回収など目的の異なる3つのゲームモードで戦うのだ。
『Space Ark』は、Strawdog Studiosが手がけ2010年にXbox LIVEアーケード向けに配信されたパズルゲーム。『バブルボブル』や『アルカノイド』といったクラシックなアーケードゲームからの影響を受けつつ、ピンボールの要素も加えて制作された。カラフルな惑星を舞台に、動物などのキャラクターをバウンドさせてフルーツなどを獲得していく。本作は自らのXboxアバターをゲーム内に登場させてプレイすることも可能だ。
『Shotest Shogi』はイギリスの Rubicon DevelopmentとAI Factoryが制作した将棋ゲームで、2009年にXbox LIVEアーケード向けに配信された。本作はAI Factoryが開発した「Shotest」という、世界コンピュータ将棋選手権で3位になったこともある将棋プログラムをベースにして制作された。海外製らしく、将棋に馴染みのない西洋のプレイヤーのために、漢字ではなく動かせる方向を矢印で記した駒のセットに変更してプレイすることも可能だ。また、オンライン対戦にも対応している。