PC向け「Xbox」アプリ、大規模アプデでSteamやEpic Gamesストアなどのゲームも一元管理可能に。所有ゲームが集約され簡単にアクセスできる

マイクロソフトは9月16日、PC向け「Xbox」アプリのアップデートを実施し、「統合ゲームライブラリ」などの新機能を全ユーザー向けに正式実装した。

マイクロソフトは9月16日、PC向け「Xbox」アプリのアップデートを実施し、「統合ゲームライブラリ」などの新機能を全ユーザー向けに正式実装した。

「Xbox」アプリは、PC(Microsoft Store)向けゲームの購入・プレイ、PC Game Pass向けゲームやXbox Cloud Gaming(Beta)の利用、Xbox Series X|S/Xbox One本体のリモートプレイ、その他フレンドとのチャットなどの機能が集約されたアプリだ。

今回のアップデートにて「Xbox」アプリに導入された「統合ゲームライブラリ」とは、ユーザーが所有するPCゲームを一覧できる「マイ ライブラリ」機能を拡張したものだ。Microsoft Store向けゲームだけでなく、マイクロソフト傘下のBlizzard Entertainmentが運営するBattle.netや、Steam、Epic Gamesストア、GOG.comなどの主要なPCゲームストアにも対応し、一元管理できるようになった。

ユーザーが対応ストアでゲームを購入しインストールすると、そのゲームが「Xbox」アプリのマイ ライブラリに自動的にリストアップされ、そこから直接起動できる仕組みである。特に同期設定などする必要はない。なお設定画面の「ライブラリおよび拡張機能」では、ストアごとに有効・無効を設定可能。特定のストアのゲームをライブラリに表示させたくない場合は無効にするとよい。

また、マイ ライブラリ画面には「マイ アプリ」タブが追加された。ここには、SteamやEpic Games Launcher、GOG GALAXYといった対応各ストアのランチャーアプリ、およびWebブラウザである「Microsoft Edge」アプリなどがリストアップ。そうしたよく使うアプリへのアクセスも、「Xbox」アプリ内に集約できる機能となっている。なお、「マイ アプリ」タブはデフォルトでは非表示になっており、こちらも設定画面の「ライブラリおよび拡張機能」から有効化可能だ。

このほか、「Xbox」アプリではこの9月中にもさらなるアップデートが予定されており、プレイ履歴の複数デバイス間での同期機能や、クラウドプレイ対応ゲームの履歴表示機能が実装される。プレイ履歴がPCだけでなくXboxコンソールとも同期可能となり、さらにクラウドプレイ対応ゲームもサポートされ、より簡単にゲームを継続してプレイできるとのこと。

PC向け「Xbox」アプリは、Microsoft Storeにて無料配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 7499