日本最大級のインディーゲームの祭典、 第5回目となる「A 5th Of BitSummit」が2017年5月に開催決定

BitSummit実行委員会は12月8日、日本最大級のインディペンデントゲームの祭典「BitSummit」について、第5回目となる「A 5th Of BitSummit(フィフス オブ ビットサミット)」の開催が決まったと発表した。

BitSummit実行委員会は12月8日、日本最大級のインディペンデントゲームの祭典「BitSummit」について、第5回目となる「A 5th Of BitSummit(フィフス オブ ビットサミット)」の開催が決まったと発表した。日程などの開催概要や出展希望者への募集要項が公表されている。

開催日程は2017年5月20日(土)と21日(日)の2日間で、会場は同イベントではおなじみとなった京都市勧業館「みやこめっせ」の1階 第2展示場だ。

BitSummitは、京都を拠点にしているデベロッパーQ-Gamesに当時所属していたJames Mielke氏を発起人として2013年に初めて開催された。コンセプトは「国内の意欲的なオリジナルコンテンツを、ワールドワイドに発信する」というもので、国内のインディーデベロッパーの作品を、日本のみならず海外へも発信する場としてスタート。その第一回目は100人ほどを予定していた会場に170人の来場者が押し掛けるほどの盛況を見せ(当時は一般入場はなかった)、そして2014年以降は会場をみやこめっせに移し、一般入場も可能にして規模を拡大していった。2016年の来場者数は6435人で、過去最高を記録している。また、京都を地元とする任天堂が初めてブース出展を果たしたことで話題になった(関連記事)。

BitSummit 2015では公式キャラクターも生まれた
BitSummit 2015では公式キャラクターも生まれた

BitSummitには国内のさまざまなインディーゲームが出展される。たとえば先月発売されたニンテンドー3DS向け『にょきにょき たびだち編』や、先日開催されたPlayStation Experience 2016で披露された『Vane』なども、その開発中のバージョンが過去に出展されており、そういったゲームにいち早くさわることができる。また、これまでにはIndie MEGABOOTHなど海外からの出展もあり、PAXなどの海外イベントでみられるような海外のインディーゲームに触れることができることも魅力になっている(Indie MEGABOOTHはBitSummitの主催である一般社団法人日本インディペンデント・ゲーム協会に名を連ねている)。

出展のエントリーはすでに受け付けが開始されており、プロアマ・性別・国籍など一切の制限はなく、個性あふれるインディペンデントゲームを募集するとしている。出展を希望する開発者の方は、公式サイトで詳細を確認されたい。

ちなみにA 5th Of BitSummitの会場として予定しているみやこめっせの1階 第2展示場は、2014年に開催した時に使用した会場で、今年のおよそ1.5倍の広さになる。さらに多くのインディーゲームと来場者で賑わうことを期待したい。

やや不鮮明だが、2014年のBitSummitの様子。非常に広い会場だが熱気であふれていた。
やや不鮮明だが、2014年のBitSummitの様子。非常に広い会場だが熱気であふれていた。
Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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