輪リズムゲーム『Beatblock』、9月26日に早期アクセス配信へ。ぐるぐるパドルを大回転、オリジナル譜面共有も可能な注目作

BubbleTabbyは9月1日、リズムゲーム『Beatblock』を9月26日に早期アクセス配信すると発表。本作は中央に位置するCrankyをマウスで回転させるリズムゲームだ。

デベロッパーのBubbleTabbyは9月1日、リズムゲーム『Beatblock』の早期アクセス版を9月26日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ストア表記によれば現時点で日本語表示対応の予定はない。

Beatblock』は、マウスで操作するリズムゲームだ。画面中央に固定されたキャラクターCrankyは自動的にマウスカーソルの方向を向くようになっている。またCrankyはブロックを受け止めたり、壊したりできるパドルを持っており、プレイヤーはマウスカーソルの位置移動をすることでCrankyの向きを制御し、迫ってくるブロックに的確に対処する。すると、その操作が結果的にリズムを刻む形となるのだ。

今回の発表に際して、デベロッパーのBubbleTabbyはYouTubeにて「早期アクセス版についてのQ&A」として動画を公開している。この動画によれば、早期アクセス版の販売価格は14.99米ドル(約2200円)を予定しており、のちに変更されることはないという。日本国内向けには、為替レートに準じた日本円価格になるだろう。ただし、有料の楽曲追加DLC配信や無料アップデートなどが実施される可能性はあるそうだ。

早期アクセス版では開始時に27曲を収録予定で、それぞれにイージー/ハード両難易度の譜面が存在するとのこと。また、いくつかのバグ修正に加えて、現在の体験版にさらなるデコレーションタイルや装飾文字などのビジュアルエフェクト、ノーツタイプを追加した状態で配信される見込みだ。音楽配信サービスでサウンドトラックを配信するかどうかについては現時点で「約束はできない」としているが、Steamストア上ではサウンドトラックをDLCとして配信する予定とのこと。

本作は、2020年から開発が進められており、昨年8月にはSteamの体験版がSNS上で話題となった(関連記事)。本作の体験版には、オリジナル創作譜面である「カスタムレベル」の共有システムがあるため、プレイヤーはこの1年カスタムレベル共有用公式Discordサーバーで互いの譜面をプレイしあって楽しんできた。そんな中、ついに早期アクセス版のリリースが発表された形だ。

ユーザー作成カスタムレベル譜面の例

本作には複数の公式Discordサーバーが存在し、英語メインの本家サーバー以外に前述のカスタムレベル用サーバーやポーランド語話者向け、日本語話者向けの専用のサーバーがある。創作譜面の作成や共有に興味がある場合や、日本語でゲーム内機能などを理解したい場合は今のうちにそれぞれのサーバーへ参加しておくと良いだろう。

『Beatblock』の早期アクセス版はPC(Steam)にて9月26日配信予定。価格は14.99米ドルを予定。現在はitch.ioでも無料体験版をプレイ可能だ。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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