注目のサバイバー系×バックパック整理ローグライク『デッドリーデイズ:ロードトリップ』9月22日早期アクセス開始へ。構築可能なビルドは驚異の1,203,957,384,473,384,493種以上

Pixelsplitは8月27日、ローグライクシューティングゲーム『デッドリーデイズ:ロードトリップ』の早期アクセス版を9月22日にリリースすることを発表した。

デベロッパーのPixelsplitは8月27日、ローグライクシューティングゲーム『デッドリーデイズ:ロードトリップ』の早期アクセス版を9月22日にリリースすることを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によれば、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

『デッドリーデイズ:ロードトリップ』は、サバイバー系とも呼ばれる見下ろしローグライクアクション要素と、インベントリ管理の2つの要素を掛け合わせたアクションアドベンチャーゲームだ。前作にあたる『Deadly Days』と同様、ゾンビが徘徊する終末世界が舞台となっており、2.5Dで繰り広げられる冒険では多数のプレイアブルキャラクターと装備品が待ち受けている。

本作ではランダム生成されるマップを進むこととなる。戦利品や燃料などの獲得量を確認して進行するルートを選択したら、訪れる町で大量のゾンビを掃討しながら報酬の品を回収していく。ゾンビを倒すか特定のオブジェクトに接近することで、装備品の修理やアップグレード購入時に通貨として使えるナットや、次のマップへの進行に必要なガソリン、戦闘で使える銃火器類・棒状の各種近接武器・投擲物などが手に入る。

本作では装備品はグリッドでマス目が仕切られたカバンの中に入れることで初めて使用可能となり、自動攻撃が行われる。装備品にはそれぞれサイズと形状があり、なるべく隙間なくカバンに詰め込む必要がある。カバンに入れた装備品からはパッシブ効果を得られたり、シナジーが発動したり、単純に攻撃の手数が増えたりする。ときには、カバンのスペースそのものが入手できることもあり、これによりさらに多くの装備品を同時に使うことができ、大量のゾンビも楽に制圧できるようになるのだ。

はじめは素朴なサバイバーのみが選択可能だが、押し寄せるゾンビの大群をかいくぐり、フィールドに取り残されているサバイバーを発見することができればプレイアブルキャラクターが増えていく。サバイバーたちはそれぞれ異なる能力を持っており、その種類は10人以上いるようだ。アイテムやアップグレードも多数存在し、キャラクターと装備品、アイテムなどの組み合わせ方は多種多様。公開されているトレイラー映像によれば、そのビルドは1,203,957,384,473,384,493(120京)種以上という多岐にわたるそうだ。

本作は5月27日に無料デモ版を配信開始している。そのSteamレビュー総合評価は本稿執筆時点で838件中おすすめ票率96%の「圧倒的に好評」ステータスとなっており、体験版時点で高い評価を受ける注目作となっている。

体験版では、一部のアップグレード項目などがロックされてはいるものの、装備品収集とインベントリ拡張を行いながらより難しいマップへと挑んでいく本作の核となる部分を楽しむことが可能だ。また体験版は日本語表示にも対応している。体験版をプレイする限り、手軽に遊べるサバイバー系アクションに荷物整理要素を組み合わせた奥深い戦略性が持ち味となっており、レビューでは中毒性の高さを評価する声も散見される。ちなみに体験版ながら20時間以上プレイした上で好意的な意見を寄せるユーザーが複数見受けられる。

本作のデベロッパーであるPixelSplitはドイツに拠点を置くインディーゲーム開発スタジオだ。2018年に5人のゲーム愛好家により編成されたチームで、リモートワークを基盤としてゲーム開発を行っている。これまでに、遊園地アトラクションシミュレーターである『Virtual Rides 3 – Funfair Simulator』や、サーカス村で探索をするホラーアドベンチャー『REVEIL』などをSteamにて配信しており好評を博している。多彩な作品を手がけてきた同スタジオが、今回は人気ジャンルを組み合わせた挑戦作を打ち出すかたちだ。

『デッドリーデイズ:ロードトリップ』は、PC(Steam)向けに9月22日早期アクセス版が配信予定。現在、無料体験版が配信中。

Kei Aiuchi
Kei Aiuchi

RPG、パズル、謎解きアドベンチャー、放置系などを遊びます。比較的やりこみ型。特に好きなゲームは『ルーマニア#203』

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