自由すぎウォーターパーク運営シム『Waterpark Simulator』人気急上昇中。なぜか“お客にやつあたり”要素充実、働くもよし暴れるもよし

CayPlayは8月23日、ウォーターパーク運営シミュレーションゲーム『Waterpark Simulator』の早期アクセス配信を開始した。さっそく人気となり高い評価を獲得している。

デベロッパーのCayPlayは8月23日、ウォーターパーク運営シミュレーションゲーム『Waterpark Simulator』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示にも対応している。本作は、さっそく人気となり高い評価を獲得している。

本作は、プールやウォータースライダーなどを楽しめるウォーターパークを建設・運営する作品だ。来園者をもてなす一方で、イタズラを仕掛けられるなど笑える要素が特徴となる。

『Waterpark Simulator』にてプレイヤーは、閉園したウォーターパークの跡地を手に入れ、再興させることを目指す。エントランスや更衣室といった基本的な施設は残されているが、ほかは更地の状態のため、プールやウォータースライダーなどを作ってお客を呼び込む。そして収益を上げながら、さらに施設を充実させていくのだ。

プールなどは俯瞰視点にて自由な場所に配置することができ、その後は主人公の一人称視点にてプレイするかたちとなる。プレイヤーは、来園客へのチケットの販売から、売店での商品の販売や補充、敷地内の清掃作業、壊れた遊具の修理まで、あらゆる仕事をこなす。また、プールで溺れている人がいれば、救急キットを持って駆けつけて救助。園内を常に忙しく駆け回ることになるだろう。

経営が軌道に乗ってくると、敷地を拡大させ、さらに多くの種類のプールやアトラクションなどを建設可能に。従業員を雇って仕事を割り当てることもできる。各来園者はウォーターパークを評価し、満足すればより長く滞在し、より多くのお金を落としてくれる。そのため良いサービスを提供し、園内を清潔に保つことは重要だ。

一方で、本作では来園者にイタズラできる要素も存在する。水鉄砲で撃ったりビーチボールを投げつけたり、あるいは飛び込み台で怖気付いている人を後ろから突き落としたり、スタンガンを使ってプール内の人々を感電させたり。来園者がぐったり吹っ飛んでいく、やる気なさげなラグドール物理がなお笑いを誘う。


本作は、PC(Steam)向けに8月23日に早期アクセス配信が開始。Steamのユーザーレビューでは、本稿執筆時点で約230件のうち90%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また同時接続プレイヤー数を確認すると、これまでのピーク時には約1900人を記録(SteamDB)。なかなか好調な滑り出しとなっている。

本作は経営シムとしてはカジュアルな内容ながら、こなすべき仕事が次々にもたらされるため、満足度が高いとする意見が見られる。また、来園者にイタズラできる要素が特徴的で、真面目に仕事をする一方で、園内をカオス状態にもできるハチャメチャなゲームプレイが楽しいと好評だ。

本作は、今後9〜12か月にわたって早期アクセス配信が続けられる見込み。開発ロードマップによると、その間にはさまざまなコンテンツの追加が計画されており、マルチプレイ対応や天候システムの導入、VIP来園者の登場などがおこなわれるという。正式リリース時には、マスコットを作ったりマフィアビジネスに手を出したりといった要素も用意されるようだ。

『Waterpark Simulator』は、PC(Steam)向けに早期アクセス配信中。リリース記念セールとして、8月30日までは10%オフの1260円(税込)にて購入可能となっている。また、体験版も現在配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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