『ディビジョン2』にて新モード「Survivors」発表。前作でも好評だった“脱出サバイバル”、約10年ぶりに戻ってくる
Ubisoftは8月23日、オンラインRPG『ディビジョン2』向けに「Survivors」モードを開発中であることを明らかにした。実装時期は未定。

Ubisoftは8月23日、オンラインRPG『ディビジョン2』向けに「Survivors」モードを開発中であることを明らかにした。実装時期は未定。
本作は、ウイルスの影響により崩壊の危機に瀕したワシントンDCを舞台に、民間の精鋭エージェント集団ディビジョンの一員として任務をこなす作品だ。PC/PS4/Xbox One向けに発売中。
今回発表された「Survivors」モードは、雪深い極寒のワシントンDCを舞台に脱出サバイバルを体験できる内容になるという。まだ開発の初期段階にあるとして詳細は伏せられたが、前作『ディビジョン』の開発を率いたMassive EntertainmentのMagnus Jansén氏が、同モードを手がけるためにチームに復帰したとのこと。
Jansén氏は8月22日、現在ドイツで開催中のゲームイベント「gamescom 2025」にてUbisoftのステージに出演し、「Survivors」モードについて紹介している。同氏は、前作『ディビジョン』に存在した「Survival(サバイバル)」のファンにも気に入ってもらえる内容になるだろうとしつつ、そのリメイク以上のコンテンツになるとコメント。詳細はまだ明かせないが、クールな新しいことに取り組んでいるとした。
また、その新しいことの中でももっとも大きな要素に関しては、タイトルがヒントになっていると述べた。前作の「Survival(サバイバル)」から「Survivors(サバイバーズ)」へと変わっており、これが新たなゲームプレイを表現しているようだ。
*Magnus Jansén氏による「Survivors」モードの説明は、2時間20分20秒辺りから。
ちなみに前作『ディビジョン』の「Survival(サバイバル)」モードは、拡張パック第2弾DLCとして導入された脱出サバイバルモードだ。吹雪のニューヨークの街にて最小限の装備から始め、資源を求めて探索したり装備をクラフトしたり、また空腹や体温など各種ステータスを管理したりしながら生き抜き、最終的にヘリで脱出することを目指す。PvEモードに加えPvPモードも用意された。
現在開発中の「Survivors」モードでは、そうしたゲームプレイを再現しつつ、さらに新たな要素が導入されるのだろう。開発を進めるにあたっては、コミュニティからの協力を得ることを重視しており、透明性のあるコミュニケーションに努めると説明されている。

『ディビジョン2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/Ubisoft Connect)/PS4/Xbox One向けに発売中だ。「Survivors」モードの実装時期は未定だが、来年には新情報が提供される見込みとなっている。