川を下れ、イカダを操れ。水没した世界を少女と老犬が行くサバイバルゲーム『The Flame in the Flood』がPS4向けに発売決定

パブリッシャーのCurve Digitalは、サバイバルゲーム『The Flame in the Flood』をPlayStation 4向けに発売すると発表した。リリース時期は2016年1月。

パブリッシャーのCurve Digitalは、サバイバルゲーム『The Flame in the Flood』をPlayStation 4向けに発売すると発表した。リリース時期は2017年1月。PS4向けに配信されるものは「Complete Edition」と銘打たれており、ゲームプレイ要素の強化や開発陣のコメンタリーモード、アバターやダイナミックテーマが収録されることが明らかにされている。

2014年10月に発表された『The Flame in the Flood』は、『BioShock』などを手掛けたIrrational Gamesの元スタッフが手がけたサバイバルゲームで、PC版がすでに2016年2月に発売されている。ゲームの舞台となるのは大洪水により文明が崩壊し、大地が無数の孤島に分断された世界。プレイヤーは放浪者の少女「スカウト」と老犬「スカウト」を操作し、“救済”があると伝えられている川の終わりを目指さなければならない。

スカウトには満腹度・水分・体温・体力の4つのステータスが設定されており、食料や材料などを集めつつ目的地へ向かうことになる。この辺りは通常のサバイバルゲームとなんら変わりないが、特徴的なのが「いかだ」を操作して次の島へと向かうシステムだ。『The Flame in the Flood』の世界は無数の島に分裂しているため、島から島へ移動するには「いかだ」を駆使しなければならない。「いかだ」を修理する材料や資源、そして川の流れに沿ってどの島へ行くのかといった“後戻りはできない”選択を考え抜くのが、本作の1つの魅力となっている(参考記事)。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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