今なら「500円」短編ゲーム『ダレカレ』“96%好評”スタート。人気作『Florence』と肩を並べる、短編インタラクティブノベル

『ダレカレ』は、アドベンチャーゲームだ。本作は、人の認識の「歪み」を体験するインタラクティブノベル。

講談社ゲームクリエイターズラボは7月24日、『ダレカレ』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。価格は600円で、8月7日までは480円で購入できる。同作はさっそく高い評価を獲得しているようだ。

『ダレカレ』は、アドベンチャーゲームだ。本作は、人の認識の「歪み」を体験するインタラクティブノベルで、さまざまなギミックにふれながら、物語を進めていくのだ。全3章形式で、1時間でクリア可能とされている。

物語は、女の子が朝起きるところから始まる。起きても、いつもいるはずのお父さんがいない。いるのは知らないおじさん。女の子はお父さんを探すが、何かがおかしい。女の子視点で異変について探っていく。

本作は、1時間でクリアできる短編ゲームだ。ボリュームも少なめで、ゲーム内容も謎ながらすでに高い評価を獲得している。Steamでは記事執筆時点で96%好評。著名ゲーマーのロッズ氏も本作について絶賛を寄せている。同氏の語るように、お値段も手頃なのもあり、情報を一切遮断してさくっと遊ぶのがおすすめである。

本作はすでにアワードなどでも存在感を放ちはじめており、Game Connection × ChinaJoy 2025 Indie Game AwardsのBest Simulation Game部門の最終選考に残っている。インタラクティブノベルの傑作とされる『Florence』を例にあげて褒められるなど、かなり高い評価を受けている印象だ。筆者もイチオシのゲームである。開発者であるyona氏もこうした評価に喜びを見せており、ぜひSteamに感想を届けてほしいとしている。

なお『ダレカレ』は小説化もされるとのこと。発売は2025年秋を予定。短編ノベルながらも、今年を代表する作品のひとつになりそうである。

『ダレカレ』は、Steam/Nintendo Switch向けに発売中だ。現在480円でゲームを購入できる。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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