人気ガソリンスタンド経営シム『ガスステーションシミュレーター』Steam版がついに日本語対応へ。なんと松竹の協力を得て実現
松竹は7月16日、『ガスステーションシミュレーター(Gas Station Simulator)』のPC(Steam)版について、日本語実装を担当すると発表した。

松竹株式会社は7月16日、『ガスステーションシミュレーター(Gas Station Simulator)』のPC(Steam)版について、日本語実装を担当すると発表した。実装時期は未定。
本作は、DRAGO entertainmentが手がけたガソリンスタンド経営シミュレーションゲームだ。PC(Steam)版は2021年9月にリリースされ、それから約4年を経て、今回ついに日本語に対応することが決定した。

『ガスステーションシミュレーター』は、砂漠地帯のハイウェイ沿いに存在するガソリンスタンドを経営する作品だ。プレイヤーは、放棄されたボロボロのガソリンスタンドを手に入れ、まずは綺麗にリノベーションする。そして必要な設備を揃えて営業を再開させ、お金を稼ぎながら提供するサービスを増やしていく。
ガソリンスタンドでは給油はもちろん、新たな設備を導入することで洗車や車の修理などにも対応可能。またショップを併設すれば、さまざまな商品を仕入れて販売できる。そうしたサービスを提供するにあたっては、お客を待たせすぎないように時間を上手く管理して、満足度を高めていくことが重要だ。従業員を雇い、適材適所で仕事を割り当てる要素も用意されている。
このほか、ガソリンスタンドの見た目のカスタマイズ要素も存在。購入したり、プレイ中に獲得したりしたカスタマイズアイテムを使って、独自の外観に仕上げるのだ。店の雰囲気は来客数にも影響する。


本作は、PC(Steam)向けに2021年9月にリリース。Steamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約2万2000件のうち88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得するなど、高い評価を得ている。本作は現在も開発が続けられており、大型アップデートが継続的に配信されているほか、新たなコンテンツを追加するDLCも複数配信されている。
本作に関しては、別のパブリッシャーからNintendo Switch/PS4/Xbox One向けに日本語版が2022年にリリースされている。一方で、PC(Steam)版は未対応の状況が続いていたが、このたび松竹株式会社内のゲーム事業専門室・松竹ゲームズの協力のもと、ついに日本語対応が決定した。日本語化の準備は順調に進んでおり、実装時期が決まり次第発表するとのこと。松竹ゲームズ公式X(@ShochikuGames)を通じては、本作の今後の情報発信もおこなわれる。
『ガスステーションシミュレーター(Gas Station Simulator)』は、PC(Steam)向けに配信中。現在セールが実施されており、7月25日までは45%オフの1237円(税込)で購入可能だ。
また、松竹ゲームズは7月18日~20日に京都市勧業館みやこめっせで開催される日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit the 13th」に出展予定。松竹ブースでは、本作の日本版キービジュアルを使ったオリジナルノベルティカードが配布されるそうだ。