『No Man’s Sky』最新アップデートのパッチノートが公開。「基地建築」「技術研究」「農業」「貨物船」など多数の新規要素が追加
Hello Gamesは、宇宙アクションアドベンチャーゲーム『No Man’s Sky』における最新アップデートのパッチノートを公開した。先日「Foundation Update」として予告されていたもので、新規ゲームモードや基地建築など多数の新規要素が盛り込まれている。ゲームのバージョンは1.1へと引き上げられることになる。
先に細かい部分を見ていくと、まずユーザーインターフェースが全体的に改良され、グラフィックスではTAA(Temporal Anti Aliasing)およびモーションブラー、低性能マシン向けのテクスチャストリーミング設定が追加。また地形生成と色彩付けのアルゴリズムが修正され、より美しく面白い惑星が生み出されるようになっている。
さらに主要な追加ゲームコンテンツとしては以下のものが紹介されている。
・3種類のゲームモード
ゲームモードは通常の「ノーマルモード」に加え、プレイヤーが制限無しで宇宙を探索し巨大な基地も構築できる「クリエイティブモード」、よりチャレンジングな体験ができる「サバイバルモード」が追加される。Hello Gamesはサバイバルモードではプレイヤーが何度も死亡することを示唆しており、詳細は不明ながら歯ごたえのあるゲームプレイが楽しめるようだ。
・基地建築と技術研究
今回のアップデートの目玉となるのが「基地建築」で、プレイヤーは宇宙を探索しているあいだに無人基地を発見するようになる。発見した基地はカスタマイズ可能で、モジュラー型のパーツや装飾は資源から作成できる。スクリーンショットを見る限りではかなり大規模な拡張が可能なようだ。また基地は解体するとリソースが再回収できる仕組み。
ほかにも宇宙ステーションのテルミナステレポーターから基地へと移動する要素や、宇宙ステーションから専門家(エイリアン)を雇って新たな技術を研究する要素も導入される。研究では「農業」「エンジニアリング」「武器」「科学」といった分野が存在しているとのこと。
・農業
バージョン1.1では新たに「農業」要素も追加される。基地や貨物船内、または屋外で利用可能となる“水耕ラボ(Hydroponic Labs)”では、バイオーム依存の植物が時間経過と共に栽培可能になるという。また前述した農業の研究を進めることで、10種類の新たな植物タイプを育成することもできる。
・キャンプ作成
惑星上に複数の機器が設置可能になる。現在紹介されているのは、サバイバルモードにおいて重要となる「セーブポイント」、プレイヤーが不在でも鉱床から資源を集める「自動採掘機(Automated Harvesters)」、色分けで過去に到達した地点に目印をつける「ウェイポイント」、ほかの探検家に“部分空間メッセージ”を残すことができる「コミュニケーションターミナル」、近くの鉱床や無人基地、スーツのアップグレードを発見できる「シングルスキャナ」。
・貨物船
巨大貨物船が購入可能に。銀河上のどこにでも呼び寄せることができるという。また惑星上にプレイヤーが居るあいだ、資源を貨物船にテレポートさせることもできる。基地構築の範囲内で貨物船内部のカスタマイズ要素も追加され、倉庫を拡張したり植物を成長させることが可能。異なる経済圏から経済圏へと貨物を輸送することで収益が得られるように。また前述した専門家の雇用システムも貨物船になんらかの形で紐付けされるようだ。
・新たな資源、技術
新たなバイオーム、惑星固有の資源が登場。「Advanced Mining Laser」と「Hazmat Gauntlet」を基地構築を通じてクラフトし、これらを使用することでレアな資源が集められるようになる。