リアル“水”物理演算・川づくりゲーム『Babbling Brook』発表。砂地を自由に掘って水を導き、本物さながらに流れる小さな川を作る

Some Random Designingは6月22日、小川造成サンドボックスゲーム『Babbling Brook』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

デベロッパーのSome Random Designingは6月22日、小川造成サンドボックスゲーム『Babbling Brook』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年内に配信予定。

本作は、砂地を掘って水を流し小川を作るゲームだ。パズル要素が用意され、リアルな水の表現が特徴となっている。

『Babbling Brook』には、それぞれレイアウトの異なる小さな箱庭のステージが複数用意。小川を作って指定された目標の達成を目指すステージもあれば、特に目標は設定されず自由に造成して楽しめるステージもある。各ステージは穏やかな自然あふれる環境となっており、砂の地面に苔や草の生えた岩などが配置。そして、絶えず水が流れ込んでくる水源が存在する。

プレイヤーは、ブラシツールを使って砂地を掘ったり、逆に砂を足したりでき、水源から出口までをつなぐ小川を作ることが基本的な作業となる。岩は掘ることはできないため、そこは避けることになるが、低い岩なら溜まった水が乗り越えていくこともある。また、小さなオブジェクトは移動させることが可能。本作では水の流れがリアルに表現され、ただ溝を掘ればそこを流れていくというものではなく、水流の状況を見ながら上手く導くことが求められるだろう。

ステージに用意される目標としては、たとえばゲートをすべて通るように小川を作るものがある。アーチ状に小さな石を積んだゲートがステージ内に点在しており、水源から引いた水をくぐらせて、出口まで続く小川を造成するのだ。なお、一筆書きのようにしてすべてのゲートを通る必要はない。また、ステージの水源はひとつとは限らない。

このほか、黄色いアヒルのおもちゃを流すステージも存在する。水源から水と共に続々と供給されるアヒルを、小川に乗せて出口まで導くというもの。アヒルが出口にたどり着くたびにスコアが入り、また上述のゲートのような特定の地点をアヒルが一定数通過するごとに別のポイントが入る。水に浮かぶアヒルもまたリアルに表現されており、滞留しないように小川を作って導いてやるのだ。


『Babbling Brook』は、PC(Steam)向けに2025年内に配信予定だ。また、体験版が現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 7297